一条工務店には壁にリモコンなどを収納できる、埋め込み式のリモコンニッチというものがオプションで取り付けられます。使い勝手が良くて便利だという評判で、付ける方も多いようです。しかし我が家ではリモコンニッチを取り付けていません。
付けない理由はいくつかありますが、付ける壁がなかったことが最も大きな理由です。
リモコンニッチがないと、リモコンの置き場所が決まりません。スマートホンの充電場所も決まりません。入居したばかりのころは、リモコンを置いておく位置が決まらず、リモコンがどこにいったのか、わからなくなってしまうこともありました。
しかしやり方によっては、リモコンニッチを付けなくても、快適にリモコンを収納できました。リモコンニッチのない我が家が行った、リモコンニッチの代替案について紹介させていただきます。
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リモコンニッチがない我が家のリモコン置き場
我が家のリモコンはどこに置いてあるのか紹介します。
電動ハニカムシェードのリモコン
我が家では一階はリビングと洋室に、電動ハニカムシェードが付けられています。このリモコンは小さく、使いたい時にどこにあるかわからないことが時々あります。
そのため、窓枠にリモコンを付けてしまいました。
接着したのはリモコンのホルダーだけです。
リモコン自体はホルダから外せば、持ち運びは自由です。ハニカムシェードはいつも開けたり閉めたりするものです。どこにあるのか考えることなく、窓の横のスイッチを押すだけで開け閉めができるのはとても便利です。
取り付けは強力な両面テープです。場所を変えたいときは、いつでも取り外すことができます。
テレビのリモコン
テレビとAⅤ機器のリモコンなどは、リモコン専用の棚を取り付け、そこに置いてあります。ソファーの後ろなので、とても使いやすい位置です。
スマートホンの充電
スマートホンの充電は、リモコンを置く棚の上で行います。棚の上部にコンセントを付けました。
リモコンニッチよりも広くて安定しているので、使い勝手はとてもいいです。
ソファーの両側にもUSB端子があり、ここでも充電ができます。
リモコンニッチは必要か?
我が家ではリモコンニッチを付ける壁がありませんでした。そのため付けていないのですが、リモコンニッチを付ける壁があったとしても、果たしてそれが必要だったのか、考えてみました。
リモコンニッチの付けられる壁は、意外に限定されてしまうものです。スマートホンの充電などは、リモコンニッチで行う方が便利なこともありますが、リビングやソファーから離れた位置にリモコンニッチが付けられた場合、使いにくいこともあります。
我が家ではリビング入り口のスリットスライダー横の壁がもう少し広ければ、、リモコンニッチを付けることができました。以下の画像に赤枠で示した位置になります。
その位置だとすると、テレビのリモコンをリモコンニッチに置くでしょうか? 遠すぎるのでわざわざリモコンニッチにまでテレビリモコンを置きに行くことはまずありません。またソファーに遠くて、充電しながらソファーでスマートホンの操作はできません。リモコンニッチのブックホルダーも、読み終えた雑誌を遠くまで置きに行く必要が出てきますし、読むためには遠くまで取りに行くことになります。
一条工務店のi-smartオプションのリモコンニッチは、ただの壁が小物の収納部になるとても便利なものです。機能は素晴らしいと思います。しかし位置も考えずに付けてしまうと、意味のないのものになる可能性があるのです。
我が家ではスペースがないのでリモコンニッチを付けませんでしたが、スペースがあったら付けた可能性が高いです。しかし付けたらほとんど使わないことは明白で、付けたことを失敗だったと感じたでしょう。
リモコンニッチまとめ
一条工務店のi-smartで家を建てると、「リモコンニッチは付けるのが正義」という考え方が蔓延している気がしますが、間取りに合わせて付ける場所をしっかり考えないと、使用頻度が著しく少ない場合もあると思うのです。
リモコンニッチを付けて、何が何でもそこにリモコンを置くという考えよりも、使い勝手のいい場所にリモコンを分散して置く方がいいこともあります。壁にねじ止めしなくても、強力な両面テープがあればリモコンホルダーは固定できるのです。
リモコンニッチを付ける場合は、使い勝手のいい場所を選ぶべきなのです。もし使い勝手がいい場所が見つからない場合は、思い切って付けないという選択をした方がいいかもしれません。
我が家ではリモコンニッチは付けなくて正解でした。ひとつの意見として、もしこのような記事がどなたかの参考になれば幸いです。
※LDKの間取りについての記事が以下のリンク先にあります。興味のある方はご覧ください。
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