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快適生活

自転車通勤でガソリン代を節約 新居での節約方法 

私は家を建てた時から、勤めている会社への通勤は自転車にしました。

新しく新居に住み始めると、朝の景色も違います。新居から初めて通勤するときは、ちょっとウキウキする気持ちもありますよね。

そんな気持ちになったら、思い切って自転車通勤を始めてみませんか? 距離によってはダイエット効果も出てきますし、体を動かすことで健康になれます。

そして車で通勤している方はガソリン代が浮きますし、電車やバスで通勤している方は乗車料金が節約できます。わが家の家計も少しだけ楽になっています。

快適に自転車通勤をするために、大切なことをまとめました。

どのくらい費用が節約できるのか

自転車通勤でどのくらい費用が節約できるのでしょうか。

電車やバスで通勤しているのを自転車通勤にした場合、運賃そのものが節約できます。自動車で通勤した場合、ガソリン代が節約できます。

自転車通勤にした場合、片道3kmの通勤距離だと往復で6kmです。一ヶ月20日自転車で通うとしたら、120km自転車で走ることになります。

1リットルで15km走ることのできる車の代わりに自転車を使った場合、8リットルのガソリンを節約したことになります。ガソリンが1リットル120円としたら、一ヶ月960円の節約となります。

一ヶ月たった960円!! と思うかもしれません。

しかし片道3kmの場合です。距離が伸びれば節約できるガソリンも増えます。

960円でも一年間続けたら11,520円になります。

婦人用の自転車ならば、1万円で買えるものもあります。わずか1年で元が取れる計算です。

元が取れるうえに健康にもなれるわけです。

片道3kmの距離では大した運動にもならず、大きな変化はないのかもしれません

しかし運動不足の人が、新たに運動を始めるとしたら、どれほど少ない運動でもまったくの効果がないわけではなく、必ず健康に近づけます。

自転車通勤をしているうちに自転車で走ることに興味を持ち、趣味として通勤以外にも自転車に乗りたくなり、たくさん走るようになるかもしれません。

そうなればさらにダイエット効果も上がり、健康にもなれるはずです。

自転車通勤の注意点

最初に自転車に乗ると、思いのほか走れない

何年も自転車に乗っていなかった人が自転車に乗ると、かつてのように走れなくて驚くことがあります。

向かい風を受けたり、ほんの少しの上り坂に差しし掛かったりすると、びっくりするくらいペダルを回転されられず、驚くでしょう。

学生のときは平気で自転車を乗り回していたのに、無風平坦な条件でないととてもつらくなります。

これに驚いて「自分の体は衰えてしまったから、もう自転車には乗れない」と考えて、早々に自転車に乗るのを諦めてしまう人がいます。

しかし少し続けると、体が慣れて走れるようになります。

すぐに諦めないようにしましょう。

雨の日には乗れない

自転車も買ってこれから毎日走ろうと気合を入れていても、雨が降ったら走れません。

一度休むとそのまま止めてしまうこともあるものです。

走りたいときに雨で走れないと、やる気を削がれて続けられないことがあります。

雨の日にも乗るためには、のちに紹介するグッズを揃えましょう。

夏は暑くて日焼けする

夏の炎天下で自転車に乗るのは暑いです。そして日焼けにも気を使わなければなりません。(これはどのスポーツでも同様ですが)

ただし、走ったり歩いたりするよりも、自転車の方がスピードが出るので風邪が強く当たり、夏は涼しいという利点もあります。

冬は寒い

夏は自転車の方が涼しいですが、冬は自転車は走るのや歩くのよりもはるかに寒いです。

そのため防寒グッズも必要になりますし、意欲も低下します。

ダイエットは効果は思ったより少ない

自転車通勤などで、自転車に乗ることでダイエット効果を期待する人もいると思います。

ネット上では大きな効果があると紹介されていることも多いです。でも効果があるかどうかはやり方によります。

頑張れば効果が出ますし、頑張りが足りなければ効果は出ません。これは当たり前のことです。

カロリーを計算すると、自転車ダイエットの方が手軽でたくさんのカロリーを消費するという人もいます。

5km歩くのと自転車で走るのでは、自転車の方が楽であることが多いです。一度ペダルに力を加えると惰性でタイヤが転がっていき、その間はまったく運動をしない自転車は、思いのほか消費カロリーは少ないのです。

物体の移動距離でカロリー計算して、自転車はたくさんのエネルギーを消費するという人もいます。それは絶対に間違いですよね。

自転車に乗るのと歩くのでは、自転車の方が体重に加えて自転車の重さも加わるので、カロリーをたくさん消費することになってしまいます。

ジョギングやウォーキングと同じ距離を自転車で走ったら、自転車の方が絶対に痩せないのです。

それでは同じ時間走った場合、ジョギングやウォーキングと自転車で、どちらがダイエットの効果があるのでしょうか。

これは乗っている自転車の種類にも大きく左右されます。婦人用自転車とロードバイクでは、10kmを30分で走ったとしても疲れ方や苦しさがまったく違います。

婦人用自転車で10kmを30分で走ることは、普通の人では相当苦しいものです。できない人の方が多いでしょう。

しかしロードバイクなら10kmを30分ならば、かなり余裕を持って走ることができるのです。

ちなみにマラソンで10km30分というペースは、女子選手では世界トップレベルでも不可能なスピードです。自転車でダイエットするには、かなり頑張らないとジョギングやウォーキングと同じ効果は得られないのです。

自転車にちょっと乗っただけで、ダイエットができると考えないほうがいいでしょう。

電車やバスを併用すると割高になる

電車やバスを利用していた人が、それらの公共機関を使わず、自転車だけで通勤すると考えることがあったとします。

自転車で通勤するから公共機関の定期券はいらないとして、購入しないこととしました。

しかし雨が降った時の不快感や夏の暑さ、冬の寒さで自転車よりも公共機関で通う日が増えた場合、定期券がないので現金で(SUIKAなどの電子マネーも含む)支払うと割高になってしまいます。

車での通勤ではその心配はありませんが、暑い夏や寒い冬、雨の日や体調不良の時には自転車で通うのは大変です。

それらのリスクを考えても自転車通勤をしようと考える方は、一年間自転車通勤を続けるために、以下のものが必要になることを最初に承知おきください。

自転車通勤に必要なもの

気合を入れて、どんな条件でも自転車通勤する場合に必要な物をすべて挙げてみます。

レインウェア

雨が降ったらレインウェアが必要になります。

レインウェアもいろいろなものがあります。

ただのビニールでできている物は、一切の水分をウェアの外に逃がすことがありません。

暑い時期には、汗や体から発する水分で中がべとべとになります。

職場に服が濡れた状態で到着することは、仕事にも大きく影響します。

距離が長くなれば長くなるほど、水分をウェアの外に逃がすものが必要になります。

快適性を考えて、ゴアテックスで作られたウェアがお勧めですが、高いです。しかし高いものほど快適に使えます。

私はモンベルのストームクルーザージャケットとストームクルーザーパンツを使っています。高価ですが、機能は最高です。

中がべとべとになることなくとても快適に使えています。

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自動車でも通勤が可能な方は、天気のいい日だけ自転車通勤にして、天気が悪いときは車で通勤すれば、レインウェアは必要なくります。

購入する注意点です。パンツはちょっと長めの物を購入した方がいいです。丈の短い雨天用のシューズだと、ペダルを漕ぐ時にパンツの裾がシューズを覆ってくれなくなり、靴が濡れてしまいます。

またジャケットも大きめの物がいいです。理由は、ちょっと格好は悪いですが私はリュックを背負って通勤しています。雨の日はリュックを背負ってから、ジャケットを着ています。

ジャケットが大きくないと、リュックを背負った状態で着れません。

リュックを背負ってジャケットを着て自転車で走ると、ジャケットの背中の部分が短くなり、腰が露出して濡れてしまうこともあります。

このようなことがあるため、私は173cmでレインウェアはMサイズが適正なのですが、自転車での通勤用にはLLの物使っています。

ちょっと大きめですが、着てみるとそれほど見苦しくないですよ。

ライト

これは必須です。

暗闇を走るのに灯火なしで走ったら、道路交通法違反です。(正確には日没から灯火が必要です)

安全のためにも必ず取り付けましょう。

私が買ったこの製品は、明るくて安くて、現在使っていますが文句が付けられません。いろいろな懐中電灯を試してみましたが、これが一番です。

自転車を離れる時にはライトを取り外しておくことで、盗難防止になります。簡単に取付けブラケットからライトが外せるものを選ぶと便利です。この製品と専用ブラケットは、取り外しも簡単です。

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このライトを紹介した明るい安価な懐中電灯 【LEDハンディライト ASAHI】 レビュー 新築入居後の通勤は自転車でというレビー記事がありますので、ぜひご覧ください。

黒い懐中電灯
明るい安価な懐中電灯 【LEDハンディライト ASAHI】 レビュー 新築入居後の通勤は自転車で

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日焼け防止腕カバー

半袖で腕カバーなしだと、腕が日焼けしてしまいます。気になる方は腕カバーを買いましょう。

私はダイソー製の物を使っています。

手袋と一体化しているので、半そでシャツでも腕から指先まで、すべてを日焼けから守ってくれます。

フェイスマスク

顔の日焼けを防止するため、フェイスマスクもあったほうがいいでしょう。

わたしはフェイスマスク uvカットというものを使用しています。

正直、これを付けて走るのは少し恥ずかしいです。

しかし絶対に顔が日焼けしません。

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帽子

montbell ステンレスメッシュ キャップ NI 1108830は、夏の日差しで首が焼けるのを防げます。軽いし小さく折りたためます。

ただしこれを使って自転車に乗ると、かなり目立ちます。

機能性はばっちりですが、首周りに布がひらひらとしている様子は、少し異質ですので人目が気になるかも。でもこれは、首を覆う部分を簡単に防止の中に入れてかぶることができます。

自転車だけでなく登山やハイキング、夏のマラソンに使う商品です。そのような用途で使うことがある方は、一つ買ってみてはどうでしょうか?

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※画像はモンベルオンラインショップよりお借りしました。

モンベルオンラインショップ>ステンレスメッシュキャップ

防寒グローブ

安い物で結構です。

自転車で使う防寒グローブは、いつもハンドルを握っているため、中の綿がぺったんこになって防寒性能がすぐに失われやすいです。

高級なグローブを買っても同じですから、安価なものを購入した方がいいと私は思っています。

乗る距離により使える年数は変わってきますが、私は毎日往復10kmの距離で、以下のグローブを購入したことがありますが、3シーズン使えました。

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なるべく雨の日に使う長靴に見えないようなものを選んで使っています。

自転車に乗ってペダルを漕ぐと、思いのほかレインウェアのパンツの裾が上がってしまい、ローカットの靴だと中に水が入ってしまうことがあります。

ブーツタイプのシューズを購入することをおすすめします。

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以上のものを買い揃えると、多くの環境でも自転車通勤ができます。

その他に考えること

自転車のパンクに注意

パンクは避けられないと考えている方も多いかもしれません。

朝通勤途中でパンクしてしまったら、会社に遅刻してしまうかもしれません。

パンクは避けられないこともありますが、できる限り対策を立ててみましょう。

タイヤのパンクは空気がなくなった時、リムと路面にチューブが挟まって起こることが圧倒的に多いです。いわゆる「リム打ち」と呼ばれている現象です。

これを避けるためには、タイヤの空気をいつも適量入れることです。

タイヤのチューブはゴムでできていますが、ゴムにはもともととても小さな穴が開いています。その穴から、空気が少しずつ漏れているのです。そのためパンクしていなくても少しずつ空気は少なくなっていきます。

注意すべきことは、空気は入れすぎると路面とグリップしなくなり滑りやすくなります。

適量入れるためには、圧力メーター付きの空気入れを買うといいでしょう。自転車により適切な空気圧は異なります。自転車を購入した店に確認しましょう。

空気圧が適切であれば、パンクはほとんどしないものです。

冬の寒いときに雨が降ったら?

冬の寒い日に雨が降ったらどうしますか? 体はレインウェアを着ればいいでしょう。

靴も防水の靴を履けば大丈夫です。

問題は手です。

防寒グローブでないと寒いので、防水仕様の防寒グローブが必要になります。ところがこれがとても高いです。

私はモンベルのモンベル OutDry オーバーグローブ フィットを買いました。

このグローブは防水は完ぺきなのですが、防寒のための綿などが一切ありません。

そのため一回り大きいサイズを買って、中にもう一枚手袋をはめて使っています。

タイヤの摩耗はどの程度?

タイヤが摩耗して頻繁に取り換えることになると、その分の費用が掛かります。

どの程度で取り換える必要があるのかを、経験から説明します。

タイヤは固い方が摩耗が少ないです。そして固い方が路面とのグリップが弱くて、滑りやすくなります。

最初に使っていたダホンの純正タイヤだと5000km走ってもまだまだ使えるくらいしか減りませんでした。

ダホンの純正タイヤはとても固いので、他のタイヤよりも摩耗は遅いのかもしれませんが、どんなタイヤでも5000km持たないことはないと思います。

いろいろなタイヤを使い比べてみましたが、パナソニックから発売されているパナレーサーが良かったです。

硬すぎて雨の日に滑りやすいこともありませんでしたし、摩耗が著しく速いこともありませんでした。

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まとめ

以上、自転車通勤について説明しました。

自転車通勤を続けることは、かなり覚悟がいることもわかっていただけたと思います。

悪天候ではなかなか自転車通勤も大変なことがありますが、車や電車と違ってのびのびと空の下を走るのは気持ちがいいです。

公共交通機関や自動車で通勤することが当たり前だと思わず、自転車通勤を考えてみませんか。

始めたら通勤中の景色もいつもと違う物がたくさん見えてきます。世界観が変わるかもしれません。

 

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