家を建てようと考えている方は、家を建てるタイミングはいつにしようか悩むところですね。私は子供が生まれる前に家を建てましたが、これでよかったと感じています。実際に子供が生まれる前に家を建てた経験から、メリットを紹介します。
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子供が生まれる前に家を建てるメリット
最高の環境で子育てができる
家は日々進歩していて、新しく家を建てると、多くの場合古い家や安い賃貸住宅とは比べ物にならないくらいの断熱性と遮音性を持っています。
子供を育てることについてですが、生まれてから1年間は、特に子供の体調に気を使います。古い家で暮らすと、断熱性が悪くて、夏は暑いし冬は寒いです。
我が家では家を建ててから子供が生まれました。生まれたのが10月22日でしたが、それからすぐにやってきた冬の寒さをわが子は知りません。家中すべての床に床暖房が付けられているため、トイレも玄関も浴室もすべてが温かく、寒いところがないからです。
妻の友人におしりふきを温める機械がとても役に立ったと言って勧められました。子供が生まれる直前に購入して使う準備をしていたのですが、家の中が快適なため、置いてあるおしりふきが冷たく冷えてしまうことがなく、一度も使うことはありませんでした。
新生児をお風呂で沐浴させるのも、とても楽でした。子供を寝かせる部屋から浴室までの間も床暖房で暖かく、洗面所もお風呂場も、床暖房で快適です。子供が寒い思いをすることがまったくなかったので、とても子育てが楽でした。
夏も高気密高断熱の家は、エアコンを付けても電気代がかかりません。我が家では24時間エアコンをつけっぱなしで生活したため、子供が暑がることはまったくありませんでした。
生れた直後から快適な家に住むと、子育てがとても楽で、赤ちゃんにも快適に過ごせるため、熱い、寒いなどの気温による苦痛がないので成長にも好影響であると考えます。
また、新しい家は遮音性も優れています。我が家はトリプルガラスの窓でしたので、外の音が聞こえないだけでなく、赤ちゃんの泣き声が外に漏れません。
選べる土地が限られない
子供を持つと、子供の転校はとても心配することが多く、絶対に子供を転校させたくないと考える親がほとんどのようです。子供が小学生になってからも賃貸住宅で暮らしていると、土地を探す時に同じ学校の学区内で探さなければなりません。
立地的には希望にぴったりの土地が見つかったとしても、子供の学校の学区から外れていたために諦めなければならないことがあります。
子供が学校に通うようになってしまったら、土地を探す場合は選ぶ地域が限られてしまいます。
しかし子供が生まれる前に家を建てると、学区に縛られずに土地を選べます。実際土地を探すのは大変で、特に地域が限定されると、希望の立地条件の土地はなかなか見つかりません。子供が生まれる前に土地を探せると、理想の土地に巡り合える確率も増えます。
部屋が広くなると子供も自由に遊べる
私は賃貸マンションから、一戸建てに引っ越しました。賃貸マンションに比べたら、はるかに広いわが家では、子供が自由に走り回っています。
賃貸住宅よりも広いからこそ、家の中でたくさん動き回れるのです。
子供が家の中で遊び回れるメリットは計り知れません。0~1歳の時に、家の中でたくさんの運動ができたことで、わが子の運動能力はかなり向上したと思っています。
狭い賃貸住宅に住んでいる方は、思い切って子供が生まれる前に家を建て、最初から広いところで子供を育てましょう。
また、建てた一戸建ては二階建てで、階段があります。
これを上り下りすることで足腰が鍛えられ、わが子は1歳ながらもおしりの筋肉がすごいです。
オープン階段のため、上り下りするときに下が見えます。そのため高所に対する慣れができたようで、公園の遊具の高いところに登ってもまったく怖がりません。
一戸建てに住むことは、大切な運動を日々の生活の中で自然に行うことになり、能力も向上すると考えられます。
子供がいないほうが荷物が少ない
子供が生まれると、荷物が次々に増えます。おもちゃ、ベビーカー、ベビーベッドや服も必要で、すべて合わせるとかなりの量になります。
さらに子供が成長すると、三輪車やキックバイク、自転車などが増えていきます。
子供が生まれてから引っ越しすると、これらの荷物が増えた状態のため、引っ越し料金も上がりますし、入居後に荷物を整理するのも大変です。
引っ越しは一回だけのことですが、それでも荷物は少しでも少ないほうが快適なことは間違いありません。
子供が生まれる前に家を建てるデメリット
子供が生まれる前に家を建てるデメリットも、もちろんあります。
頭金が少なくなる
家を建てるために用意できる資金が少なくなることが多いです。お金を貯める時間が少なくなるわけですから、当然ですね。
しかし賃貸住宅に住んでいる場合は、家を建てるまでは賃貸住宅の費用を払い続けています。月8万円の賃貸住宅に住んでいる場合、4年間で3,840,000円も家賃を払うことになります。忘れていけないのは、高気密高断熱の家だと、電気料金やガス料金などがかなり安くなることです。これらを考えると、子供が生まれる前に家を建てる場合の金銭的な問題は、あまりなくなると考えられます。
子供の人数が決まらないので間取りを考えるのが難しい
子供がまだいない状態だと、これから何人子供を作りたくなるのかよくわかりません。子供のために部屋を用意しても、子供が授からないかもしれません。生活していくうえで、最初は子供は一人でいいと考えていたのに、二人欲しくなることもあります。
このような場合は、あらかじめ家を建ててしまうと、子供部屋の数に対して実際の子供の数が違うことになる場合があります。子供部屋が余った場合、子供部屋を減らして家を小さくすれば、建築費用も抑えられると考えるでしょう。子供部屋が足りない場合は、間取りを見直して子供部屋を増やせばよかったと考えるでしょう。これは子供が生まれる前に家を建てる場合の大きなデメリットです。
しかし我が家では、最初から子供は2人と決めていました。そのため子供部屋も2つ用意しました。このように子供の人数をしっかり決めていれば、問題ないと考えます。
注意しなければならないのは、夫婦の希望する性別の子がなかなかできなかった場合です。どうしても1人は男の子が欲しいと考えている場合、2人子供を作って2人とも女の子だった場合、もう1人子供を作ることを考えるかもしれません。またはもう1人子供を作りたい気持ちはあっても、部屋が足りないから諦めることになるかもしれません。
実際に子供を作る場合、このような気持ちが生じることもしっかり考えておくべきでしょう。
以上のことを総合して考えると、子供が生まれる前に家を建てるメリットは、デメリットよりも多いと考えます。
大きなデメリットとしては、子供部屋の数が決めにくいことでしょう。しかし人生は思い通りに行くことばかりではありません。真剣に考えた上で、メリットがデメリットを上回る気持ちになった時が、家を建てるタイミングだと思います。
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