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家の知識

玄関が明るいと快適 明るい玄関にするために行うべきこと

玄関は明るい方が絶対に気持ちいいです。

明るい玄関にするためには、新築の打ち合わせで間取りや設備についてしっかり検討する必要があります。

明るい玄関にするために必要なことをまとめました。

玄関が明るくならない要素

最近の家は、玄関が暗くなってしまう要素がありますので、最初に簡単に説明させていただきます。

玄関の位置や形を考えることが後回しになる

住むという観点で間取りを考えます。部屋の位置などはどうしても譲れないと考える人は多いと思いますが、玄関はそれらの後で考えられることも多いです。間取り次第で玄関は明るくも暗くもなります。完成した住居で玄関が思ったよりも暗いことでがっかりする方も多いようです。

シューズクロークを付けるため玄関が暗くなる

今はシューズクロークを付けることが流行っていますね。

シューズクロークは玄関ドアから入った土間の片側に付けられることが多いです。シューズクロークがあると、そこから外の光を取り込むことができません。

もしシューズクロークがなければ、玄関の片側が外壁に面した間取りになることもあるはずで、その場合はその壁に窓を付けることで明るい玄関にできます。我が家も玄関は片側がLDKで、もう片側はシューズクロークになっています。そのために玄関土間には窓がありません。このような間取りになると、暗い玄関ができてしまう可能性があります。

ドアの窓が小さくなっている

今では、断熱性能を重視する人も増えていて、熱貫通率の少ない高性能のドアを採用する人も増えています。熱貫通率の低いドアは、熱を通しにくいので断熱性能は優れています。しかしドアに外から明かりを取り入れるガラス部分が少なくなっています。

ドアはガラス部分の方が、ガラス以外の部分よりも断熱性能が悪いです。ガラス部分が大きいほど、断熱性能は落ちます。そのため断熱性に優れたドアは、明り取りの面積がかなり小さくなっています。明り取りが少なければ、当然玄関は暗くなります。

玄関を明るくするために

明り取りの大きなドアにする

断熱性能のいいドアを採用する人も増えています。しかし断熱性能のいいドアは、明り取りが少ないのです。

寒冷地でない限り、ドアの断熱性能を求めなくても、快適に過ごせます。 我が家では最も断熱性能のいい三協アルミのプロセレーネを諦め、玄関の明るさを重視して断熱性能のやや劣るファノーバを採用しました。 しかし冬に寒いと感じるほどではありません。

明るさと断熱性能は相反するものです。断熱性能は捨てがたいですが、明り取りの大きなドアを採用して玄関を明るくすることも、悪くない選択ですよ。

玄関の片側を外壁にする

玄関の片側を外壁にすれば窓が付けられます。しかし先ほども書いたとおり、最近はシューズクロークを玄関横に付けるため、玄関の両側ともに外壁にならない間取りになることも多いです。

できることならば、最初から設計士さんに玄関を明るくするよう依頼しておき、玄関の片側の壁に窓が付けられるようにしておきたいものです。

シューズクロークに窓を付け、シューズクロークの扉にも窓を付ける

玄関土間の片側がシューズクロークになってしまう場合、シューズクローク内部に窓を付け、シューズクローク入口ドアにも窓を付けることで、わずかですが玄関に光が差し込むようになります。

しかしシューズクロークの扉は特殊なものを使っているハウスメーカーが多く、シューズクロークの扉には窓が付けられないこともあるので注意が必要です。

玄関の正面から光を取り込む

玄関ドアや玄関の両側から明かりが取り込めない場合、それ以外のところから光を取り込む方法があります。それを我が家で実践しましたので、紹介します。

玄関ホールの窓

我が家では玄関ホールに窓をたくさん付け、そこから明かりを取ることを考えましたる

我が家では玄関の奥にオープンステアがあり、吹き抜けになっています。ここにたくさんの窓をつければ、吹き抜けから光が玄関に回ってくるはずです。

まず玄関の上り口正面には、3連のFIX窓を付けました。

オープンステア下にも小ぶりの窓を付けました。ここは防犯上のこともあり、ガラスを割って入りやすい窓にしたくなかったので、JF2030の窓にしました。(私は一条工務店と契約しています。JF****などの表記は一条工務店の窓品番となります)

そしてオープンステア上、つまり玄関ホール吹き抜け二階部分の窓について考えました。窓をつけることは最初から考えていましたが、大きさをどうするか、です。

窓を大きくすれば、間違いなく家の性能は落ちます。窓の方が分厚い外壁よりも断熱性能が悪いことは間違いなく、その窓が大きくなればなるほど断熱性能が落ちるのは当然です。

家の性能を重視して一条工務店と契約したわけです。窓はできることならなるべく小さくと考えていたので、あまり大きな窓は採用したくなかったのです。しかし私が打ち合わせに伺わせていただいている一条工務店の展示場には、オープンステアの上に大型窓が付けられています。それを見ると、とても格好よくて魅力的なのです。妻とも話し合い、結局大型窓のJF5961をオープンステア横に付けることにしました。

迷った結果でしたが、今ではその判断はとてもよかったと思います。展示場に行くたびに、「我が家にもあの大きな窓と同じ物が付けられるんだなあ」と、とても楽しい気持ちになりますから。

まとめると、オープンステア周りには3連のFIX窓が2セットと、JF2030の窓が一つ、JF5961の窓が一つ付けることにしました。多くの窓が付けられることになりました。そこから玄関に外から光が入り込むため、暗くない玄関になったはずです。

明るい玄関まとめ

間取りを考えているとき、打ち合わせをしているとき、玄関の明るさについてまで考えないことも多いと思います。玄関は家の顔と言われるくらいですから、私は玄関の明るさはとても重要だと考えました。

間取り上どうしても玄関を明るくできない家もあると思います。しかし間取りを考える初期の段階で、玄関を明るくする希望をしっかり設計士さんに伝えれば、玄関を明るくするための間取りパターンも検討できる可能性があります。

検討した結果、「どうしても間取り上玄関を明るくできなかった」となった場合は諦めもつきますが、検討しないと入居してから「思ったよりも玄関が暗いな」と感じて、家に不満を持ってしまうかもしれません。

玄関の明るさについて考えながら、間取りを決めていくことも重要ではないでしょうか。

※玄関ドア、玄関ポーチの記事が以下のリンク先にあります。是非ご覧ください。

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