一条工務店のi-smartで家を建たら、実家の母と一緒に暮らすことになっています。母が実家を離れたら、実家はもう必要なくなります。そのため実家は解体する予定です。
実家解体で引っ越しのため車庫を整理していたら、車庫の二階から刀が出てきたため警察に連絡しました。
忙しいのに少々手間がかかることになってしまい、がっかりの経験でした。
目次 (クリックで飛べます)
実家の片付け
父は2年前に他界し、母が一人で実家に住んでいます。父が亡くなった時、私のマンションで一緒に暮らすことを母に提案しましたが、実家から離れた私のマンションに住んでしまうと、父の墓参りができないとのことで、私が家を建てて引っ越すまでは一人で実家暮らしをしています。
築40年近い家ですから、解体する予定です。入居まであと2~3ケ月なので、これから計画的に家を片付けなければなりません。
ということで、まずは車庫から片付けることにしました。
車庫の二階は・・・ガラクタがあふれていました!!
車の後部シートを倒して処分に奔走。一週間前に車庫の二階の半分を片付けました。そして本日残りの片づけを行っていると、屋根と壁の間に何か棒のような物が・・・。
引き抜くとなかなか重いです。形状的に・・・これは!!!
何と刀でした!!
刀が出てきた
出てきた刀
刀と聞くととてもきれいな名刀みたいな代物を想像されるかもしれませんが、我が家から出てきた刀は上の画像の通り、錆びていてとても汚いです。それでも一応刃もついているようで、おもちゃではないようです。
刃渡り65cmもあります。
かなり錆びていますね。
研げばきれいになるのかもしれませんが、刃先もかなり錆びてきたないです。
刀が出てきたことを警察に連絡
とにかく人に見つからないように(驚かれたり通報されたりしないため)、家の中に持ち込みます。そしてすぐに警察に連絡。
不法所持と判断されても仕方がないのかもしれませんが、いくら自分の家とはいえ、2年前に父親から相続したばかりで細かなところは何も知りません。こんなものが置いてあることすら知らないのです。
警察署からの話では、まず「発見届け」というものを提出する必要があるそうです。これは警察に提出して処分してもらうにしても、許可を取ってそのまま自分で保管するにしても、どちらにしろ必要らしいです。
このようなことは生活安全課で対応するということです。ちなみにこの日は担当の方が休みのため、「発見届け」を書きに行くことができないうえに、今実家にある刀も、そのまま保管して欲しいと言われました。
銃砲刀剣不法所持の罪は免れたようです。
出てきた刀の廃棄申請
平日に警察の生活安全課に電話すると、月曜日から金曜日の8:00から17:00までの間に、発見届を書きに警察署まで来てほしいと言われました。しかし会社を休んでまでしてそんなことをしたくはありません。来るのが当然という態度の警察官に対し、行けないと言い続けました。
結局実家の母のところに警察官が出向き、そこで母が発見届などを書くという話になりました。ただしこれは刀を廃棄するという意思を伝えたから、このような対応をしてもらえたようです。もし刀を所持し続けたいと考えていた場合、書類の作成が大変面倒らしいです。その場合は、やはり警察署にこちらから出向き、たくさんの書類を書かなければならないようです。廃棄であれば、3枚の書類に名前と生年月日を記入するだけだったと母が言っていました。
ということで発見から2日で刀は警察の手に渡り、廃棄されたようです。
古い家から刀を発見した時の対処方法
私のように古い家を片付けているときに刀を発見した場合、どうすればいいのか調べてみました。
登録証を確認
まず登録証が歩かないかを確認してください。都道府県教育委員会が発行した「銃砲刀剣類登録証」があれば、簡単な手続きで所有種を自分にすることもできるそうです。とはいえ知らないところから日本刀が出てくる場合、登録証などあることはまれのようです。
警察に連絡
登録証がない場合は、まず警察に連絡してください。警察では生活安全課が担当となります。
発見届を提出
まず発見届を出す必要があります。発見届は、そのまま警察に廃棄を頼む場合も、登録証を発行する場合も、まず最初に絶対に出さなければいけないものです。
注意しなければいけないのは、生活安全課は月曜日から金曜日の午前8時から午後5時までしかやっていないと言われました。各都道府県で状況は違うのかもしれませんが、私のところでは平日にしか手続きができないようです。これはとても困る話ですね。平日に手続きをするのなら、会社勤めの方は会社を休まなければなりませんから。
廃棄するか美術品として登録するか
実は登録する場合は、とても手続きに時間がかかるようです。そのため絶対に平日の決められた時間に警察署に行って、面倒な手続きをする必要が出てきます。私の場合はあのような錆びだらけの刀だったため、廃棄を依頼しました。先ほども書きましたが、実家の母が発見届などの書類を3枚書いただけで、警察が持ち帰り処分してくれました。このような状況ならば、発見したときに破壊して捨てればよかったのかもしれません。
まとめ
実家を整理中に刀が出てくるなどのことは珍しいことだとは思います。もしそんなものを発見してしまったら、まず警察に連絡しましょう。黙って持ち続けたら、立派な銃砲刀剣所持法違反の犯罪者とのなってしまいます。しっかり手続きをすれば、(認められれば)美術品として堂々と所持できるのです。警察に連絡したらただちに没収とはなりません。
私の場合は錆びて美術品にもならないひどいものでしたから、廃棄することに何のためらいもありませんでした。もし「名刀」と思われるような外観のものを発見された方は、隠し持たずにぜひ登録証を取得してみてください。
※引っ越し時のトラブルについての記事が以下のリンク先にあります。興味のある方は是非ご覧ください。
-
インターホンがない場合の対処方法 工事不要なワイヤレスチャイム取り付け
賃貸住宅に入居した時や、新築の家に入居した直後に、インターホンがなくて困った方。工事不要で簡単に取り付けられ、とても安価な製品があります。 一条工務店i-smartの新居に引っ越して1週間、まだまだ手 ...
続きを見る