一条工務店で家を建てると、表札がプレゼントされました。表札は2種類用意され、どちらかが選べます。
選ぶポイントや、取り付け方法について紹介します。
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一条工務店よりプレゼントされる表札
一条工務店よりプレゼントされる表札は、いくらくらいするものだと思いますか?
調べてみると、一条工務店と同じようなステンレスタイプの表札は、インターネットの価格では10,000円ほどの価格のようです。
御影石タイプも探してみましたが、これも価格は10,000円くらいのようです。
ステンレスタイプも御影石タイプも、どちらも10,000円くらいですから、価格的にはどちらを選んでも損はしないと思えます。
ステンレスタイプと御影石タイプのどちらが人気なのでしょうか?
御影石タイプの方が人気があるとのこという説もあります。
何となくですが、私は御影石の方が高級感があると思いました。そのように感じる人は、多いのかもしれません。
ステンレスタイプはガラスが汚れそうなイメージがありましたし、何となく軽い感じもしました。
御影石タイプの方が人気があるとしたら、私と同じように感じた人も多かったのかもしれません。
わが家で選んだのはステンレスタイプ
私は御影石タイプの表札が良かったのですが、どちらの表札を選ぶのかを決めたのは妻でした。妻はステンレスタイプを選びました。
家の間取りや設備などは、すべて私の意見で決めていきました。妻は私の考えを信じてくれていたので、まったく文句も言わずに100%任せてくれました。
しかしそれでは夫婦で家を建てたのではなく、私一人がすべてを決めてしまったことになります。妻に対して申し訳ない気がしたので、色やデザインに関することは、すべて妻に決めてもらいました。
その結果、表札はステンレスタイプになったのです。
ステンレスタイプについて
ステンレスタイプはステンレスの板の前にガラスが付けられていて、そのガラスに名前が入れられています。
モダンなイメージがあるので、ステンレスタイプは和風の家には合わないかもしれません。
i-smartで門柱に取り付けるのであれば、どのタイプでも合わないデザインの物はないと思います。
ステンレスタイプのデメリット
「軽いイメージ」「和風の家に合わない」などの感想を私は持ちましたが、それは人それぞれなので、デメリットとして考えていません。
デメリットは、錆びることです。
この表札に使われているステンレスは、本当に錆びます。2年経たずに錆びてきました。
ステンレスは錆びないと考えられがちですが、錆びることもあります。
わが家の門柱が錆びましたから「どんなステンレスでも錆びる可能性がある」と、他の物まで錆びる心配をする方がいるかもしれませんね。でもあまり心配しなくても大丈夫です。
ステンレスにも種類があります。とても錆びやすいステンレスと、なかなか錆びないステンレスがあるのです。
バイクのマフラーカバーに使われていたステンレスですが、汗の付いた手で一度触っただけで、次の日には指の跡くっきりわかるような錆が発生したという話を聞いたことがあります。
クロム、ニッケル、モリブデンの量が多くなるほど錆びにくいようです。
逆にそれらが少ない場合は、意外と簡単に錆びてしまう可能性があるのです。
錆びるという最大の弱点を知ったら、御影石表札のほうがいいと考える人も多いのではないでしょうか。
ステンレスタイプのメリット
表札をいただいて、自分で取り付けてみました。
付けてみた感じは、結構高級感があって悪くないと思いました。
取り付ける時に、ステンレスタイプを選ぶ大きなメリットを感じました。
表札の説明書には、表札は接着剤をたっぷり塗布して、がっちり取り付けるようになっています。
しかしやり方によっては、ステンレスタイプは、接着剤を使わなくても取り付けられるのです。
これは場合によっては大きなメリットになります。
場所を変えたいと思った場合、接着剤でがっちり固められたら、取り外すことがなかなかできないでしょう。外す時に接着した相手側が損傷することもあり得ます。
そもそも剥がした跡が醜くなった場合は、それが残ってしまうので位置を変えることができません。
しかし接着剤を使わないで取り付けられたとしたら、位置の変更ができる可能性があります。
私にとってはこれはメリットになりました。
自分で表札を取り付ける
表札は外構業者に渡せば、取り付けてもらうことができます。しかし私は自分で取り付けました。理由は、細かな取り付け位置を、正確に外構業者に説明できなかったからです。
インターホンは外構業者に取り付けてもらいました。しかし空きスペースは結構たくさんあります。
上に付けるのか下に付けるのか、位置がまったく決められませんでした。
適当に付けてもそれほど後悔はしないと思われるかもしれません。しかし門柱照明の位置に合わせて、表札も取り付けた方がいいと思ったのです。表札はガラスプレートが付けられています。このようなタイプは、夜間の照明の当て方で見え方が大きく変わります。
どのような表札ライトを付けるのか、外構工事の時点ではまだしっかり決めていませんでした。付けるライトの種類や位置が完全に決まってから、それに合わせて表札を付ける方が、満足いく出来になると思ったのです。
照明の取付け
門柱にはインターホンと表札を照らすための照明が欲しいです。
門柱に照明の付けられていない家もたくさんありますが、表札が明るく照らされていないと、夜に表札頼りで家を探す訪問者がいた場合、ちょっと不便に感じるはずです。
綺麗に門柱の表札を照明で照らすことができたら、訪問してくれる人に対しても親切になりますし、見た目もいいでしょう。
まず最初に照明を取り付け方法と場所を検討しました。
そして照明を取り付けました。
照明の位置が決まったら、それに合わせて表札の位置を決め、取り付けることになります。
表札を観察
表札は多くの場合、壁などに接着剤で取り付けます。
しかし接着剤を付けても、乾くまでは重力で表札が下に下がってしまうことがあります。表札自体はかなり重量があるので、乾いていない接着剤だけで位置を保つのは不可能です。
そのために、表札の裏面には支えのボルトが付いています。
門柱や家の外壁に付ける場合は、まず表札を取り付ける位置のセンターに、5mmのドリルで穴を開けます。
接着剤を表札の裏面に万遍なく厚く塗布します。そしてセンターのボルトを、壁の穴に差し込みます。
これで表札を壁にぴったりくっつければ、ボルトがあるので下に下がることなく接着剤の乾くのを待つことができます。
しかし私は、このような方法で表札を取り付けませんでした。
我が家の表札取り付け方法
我が家の門柱は、表のパネルを取り外すことができます。最初に門柱のパネルを外します。
パネルを外したら、表札裏の真ん中についているボルトを根元から折ってしまいます。
表札の四隅を止めているボルトを外し、ボルトを今の物よりも門柱のパネル分だけ長いものを購入し、取り換えます。
テープを貼って穴あけ位置をテープに書き込み、そこにドリルで穴をあけます。
穴を開けたら、門柱パネルの裏側から、ボルトを締めこんで表札を取り付けます。
この作業はそれほど難しくありません。接着剤で表札を取り付けた場合、後から位置を変更するのは、接着剤を剥がさなければならないので大変です。
しかしこのようなボルト止めで取付けを行えば、位置変更は容易です。(位置変更した場合、元の穴は埋める必要があります)
付けた表札の位置が気に入らず、すぐに変更したくなった時のことを考えて、ボルト止めで取り付けることを選択しました。
表札を取り換えたくなった場合も、簡単に取り外すことができます。
元穴を埋める必要はありますが、位置の変更も可能です。
これがステンレスタイプを選んだメリットと私は考えています。
まとめ
表札の取付けは、外構業者に門柱を付けてもらう場合は、外構業者が行ってくれるはずです。
しかし自分で取り付けることで、自分で選んだ納得できる位置に表札を取り付けることができ、取り付け方法も接着剤を使わないやり方で行うことができました。
ステンレスタイプを選んでおけば、気に入らなければ表札を簡単に取り換えることができますし、位置の変更もできます。
そしてやっぱり自分で納得して取り付けることは、満足感も高くなります。
業者に表札の取り付けを頼めば、接着剤での取付けになり、後で取り外すのも困難で、位置を変えることもできなくなります。しかし自分で取り付けたため、取り外しも自由にできるのです。
ドリルでの穴あけ作業もが決して難しいものではないので、自分で表札を取り付けることをお勧めします。
あくまでステンレスタイプの場合です。御影石タイプは、接着剤でしか取り付けることができません。