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家の知識

【家は3回建てないと満足した家にならない】は間違い。本気で家づくりを考えればいい家は建つ

私は「家は3回建てないと満足した家にならない」という意見は、すべてに当てはまらないと思っています。私は1回しか家を建てていませんが、不満を感じるところはほとんどないのです。今の家の間取りに本当に満足しています。

用意できる資金が少ないと、妥協が多くなります。そして家が小さくなると間取りの自由が利かなくなります。資金が少ないと満足できる家にならないことはあります。

しかしそれを言っていたらきりがありません。家を建てるのにいくらでもお金を使える大富豪でない限り、限られた予算の中で満足できる家を建てるしかありません。その中で後悔しないようにしていくことができるかどうかが、この記事の趣旨です。

どうすれば初めての家づくりでも後悔のない家を建てられるのか、私の考えをまとめてみました。

家づくりに不満が出る原因

不満点がない(とても少ない)家を建てるのは、決して難しくありません。本気で家のことを考えればいいのです。

誰もが家を建てる時、いい家にしたいと本気で考えていると思っているでしょう。しかしその本気度は、人によって大きく違います。

間取りについて、どのような間取りが生活しやすいのか、真剣に調べて検討したでしょうか?

ドアには開き戸と引き戸があります。家を建てた人は、どのような場所に開き戸を付けたほうがいいのか、明確に答えられるでしょうか?

開き戸の開き方向は、右開きなのか左開きなのか、場所によって適した開き方があります。それを真剣に検討したでしょうか?

このようなことは、実際には設計士さんがすべて考えてくれるので、ほとんど考えたこともない人も多いのです。もしその設計士さんが、的確にドアの種類や開き方向を考えてくれないは場合は、入居後に後悔することになります。

照明スイッチの位置についても、すべて設計士さんまかせになっていないでしょうか?

私は自分ですべての動線(家の中を歩いて通るルート)について、夜でも真っ暗で歩かないようにできるようにスイッチ位置を考えました。そして細かくハウスメーカーに指示しました。

そのことについては照明スイッチの場所を絶対にミスしない検討方法とセンサースイッチを付けるべき場所という記事を書いています。ぜひご覧ください。

白い壁に付けられた照明スイッチ
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今ではインターネットで、建てた家の失敗談を調べることができます。私は失敗談の情報をできる限り集め、すべてを理解したうえで家を建てました。この時に集めた情報の数が多いほど、不満点を減らせると思っています。

このように自分で真剣に考えることで、住んでみてから不満を感じることがないようにできるのです。

フロアコーティングされたLDK

ちょっと特殊な例ですが、私の場合は間取りは自分で設計してそれをハウスメーカーに提示し、そのまま家を建ててもらっています。

これは上記のすべてを徹底的に考えて間取りに盛り込んでいます。

私は誰かの間取りをまったく参考にせず、何もない状態から自分ですべての間取りを考えました。これはちょっと敷居が高いのかもしれませんが、自分の建てたい坪数の家の間取りを参考にして、好みにカスタマイズするというやり方なら、自分で間取りを考えることはできます。

本気で自分の家を建てるのであれば、間取りを自分で設計するという熱意も持っていいと思うのです。

このことについては間取りを自分で作る楽しさ  パソコンソフト3Dマイホームデザイナーは簡単に使えますという記事を書いていますので、ぜひご覧ください。

3dマイホームデザイナー
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設備についても同様です。漠然と設備を決めてしまうことはないでしょうか?

私の家を建ててくれたハウスメーカーは一条工務店ですが、例えばインターホンを例に挙げて説明すると、標準品とオプション品では機能がまったく違います。

値段に対する機能の違いを正確に把握し、何を選ぶのかを真剣に検討する人はあまりいないようです。

私は各グレードの機能の違いを徹底的に考えたうえで、オプションのインターホンを付けています。これを選んで心から満足して使っています。

このことはインターホンはこだわるべき パナソニックドアホンVL‐MWH705の魅力という記事を書いています。

パナソニックドアホンVL‐MWH705の親機
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私が家を建てる時、漠然と設備を選ぶことはほとんどありませんでした。徹底的に調べて選んでいます。

トイレやドアなどは、リクシルやTOTOのショールームに直接出向いて現物を確認しています。設備はできる限り、実際に現物を見て、販売員の方に話を聞いて、そして選ぶべきだと思うのです。この気持ちがあったので、後悔がとても少ない家になっています。

パモウナショールーム内部

家は3回建てないと満足した家にならないと信じる人は、3回目の家でも失敗するかもしれません。そのくらい家について考えることは多いのです。

もし2回目の家づくりをする場合、今の家のいい所だけを残して、不満のある所を改善した家づくりをするから簡単だと思うかもしれません。

しかし間取りは一部を改良したら、強度等の問題で他の部屋も大きく間取りを変えなければならないことも多々あります。

一階の部屋が狭いと不満を持っている人が、次に建てる家でそのまま一階の部屋を大きくするような間取りを考えたとします。しかし一階の部屋を大きくすると、それに合わせて二階の壁位置も変えなければなりません。

壁位置が変わると家全体の強度も変わります。基準以下に強度が落ちた場合、その間取りでは家が建てられなくなります。「住んでみて住みにくいから、ここをこのように変えたい」という気持ちだけでは、どうしようもない場合もあるのです。間取りが大きく変わる場合は、また新たに家についての知識を得なければなりません。この時に1回目の家づくりと同じ気持ちを持っていると、2回目の家づくりも失敗するかもしれないのです。そしてそれは、3回目の家づくりでも同様です。

設備だって日々進化しています。その時々でベストな設備を選ぶには、常に設備のことを調べて把握してなければならないのです。そのような気持ちがないまま3回家を建てても、毎回失敗することになります。

時間が足りないことで検討不足になる

私の経験では初めて家を建てる場合でも、誰にも負けないくらい本気で真剣に家づくりを考えれば、後悔の少ない家が建てられます。

ただし家を建てる場合、普通に打ち合わせを進めていくと時間が足りないのです。

テーブルでコーヒーを飲みながら会話

工務店やハウスメーカーと打ち合わせをして、2~3ヶ月後にはおおよその間取りが決まってしまいます。そのような状況では家のことを勉強してよい間取りを考える余裕がありません。一言でいえば、ハウスメーカーの設計士さんの意見中心で間取りで話が進んで行くのです。

これは当たり前のことかもしれませんが、それでは満足いく家は建たないこともあります。打ち合わせで話をすることで、私たち顧客の気持ちをハウスメーカー側はおおよそ理解できるのかもしれません。その気持ちを考えて間取りを作ってもらえます。しかし完全に気持ちを理解できるかどうかはわからないのです。何もわからない状態で提示された間取りをOKとする場合、別の可能性を考える余裕がないのです。

例えばわが家を作るために提示された間取り図面を見て、私は以下のように考えました。

  • 玄関に階段が付けられているが、リビング階段という選択肢はないだろうか?
  • キッチンがリビングと切り離されているが、料理をしている人がキッチンも見渡せるようにできないだろうか?
  • LDKに空間を分断する壁ができているが、このような壁がない間取りはできないだろうか?

その他、思ったことはたくさんあります。

しかしそれらをすべて検討して図面化してもらうには、時間もたくさんかかってしまいます。もしここでハウスメーカーが予定しているおおよその間取り図面の完成時期が遅れた場合、工事が始まる時期が大きく後ろにずれます。これができない場合は若干の不満はあっても、そのまま家づくりを進めてしまうかもしれません。

ここでやることは2つです。

  1. 家の完成時期をずらしてでも、満足できる間取りにしてもらうよう時間を掛けて検討する。
  2. 自分で満足できる間取りを作ってハウスメーカーに提示する。

私は2の方法を取りましたが、実際に限られた時間(私の場合は3日ほど)で、間取り図面を自分で作ることはなかなかできることではありません。

本当に満足できる家を建てたいのなら、間取りは時間を掛けて徹底的に検討するべきです。

私は仕事と睡眠と食事以外の時間すべてを家づくりに使いました。その結果、短い時間の中でも家づくりに必要な知識を得ることができ、後悔の少ない家にできました。しかし普通であれば絶対に家づくりで間取りや設備を決める時間は少なすぎます。

住宅の一階図面

私の場合は会社の転勤の時期が決まっていて、何が何でも2018年の9月までに家を完成させなければなりませんでした。そのため打ち合わせなどの時間を増やすこともできませんでした。そのため寝る暇も惜しんで家のことだけを考え、必死でいい家が建てられるように頑張りました。

それが結果的にうまくいったのですが、もし家を建てる予定時期を後ろに伸ばせるのなら、ハウスメーカーや工務店の予定に合わせず、思い切り時間を掛けて家づくりをしていくことがお勧めです。時間があれば家や設備のことをしっかり勉強できます。知識が増えるので、後悔のない家づくりができるのです。

何となく家づくりを進めないで、納得できるように勉強と検討を重ねながら打ち合わせをしていけば、3回家を建てなくても満足した家になります。

逆に工務店やハウスメーカーの(早すぎる)ペースで家づくりをしていたら、3回目の家づくりでも失敗するかもしれません。

絶対に満足できる家を建てたいという気持ちを大切にして、高い意識を持って家づくりをすれば、初めての家づくりでも満足した家が建つのです。

ハウスメーカーや工務店は、お客の家を建ててお金を儲ける商売です。効率的になるべく早く図面作成から施工まで持っていきたいでしょう。その流れはとても早いと私は感じました。

工事施工の時期を遅らせらせるのであれば、そのペースに惑わされずに家づくりの勉強をしながら家のことについて考えていくことで、初めての家も満足するものにすることができると私は考えます。

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