ワゴンRスマイルのバックランプを交換することを考えました。
交換する理由は、純正の電球よりも明るい物が欲しかったからです。バックランプに明るさの法的な基準はないと聞いたことがありますが、ノーマルの電球よりも明るくすることで、夜間のバック時に視認性が良くなります。
わが家でも以前の車はLEDのバックランプに交換して乗っていましたが、やっぱりノーマルよりも明るかったので快適でした。バックランプを交換したままで、車検もずっと通っていました。
バックランプを交換すると明るくなるだけでなく省電力にもなるため、バッテリーにも優しいです。交換自体は簡単にできるので、お勧めの改造です。
しかし交換するバックランプは、どのような物を買えばいいのかなかなか難しいのです。
交換するバックランプは、安全性や安定性を考えたら、カー用品店でしっかりした物を購入することをお勧めします。
高価にはなりますが、明るさも耐久性も問題ない製品を手に入れることができます。
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しかし有名メーカーのバックランプが2個で4,000円くらいの価格であるのに対し、ネットで購入すると4個で1,000円を切る値段で買えることもあります。
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バックランプでもこれほどの差があると、もし問題なく使えるのなら、ネット通販で買う方がいいと多くの人が考えることだと思います。
またバックランプは自作することもできます。
ネット通販で買うよりも安く高性能な物が作れるなら、トライしてみる価値はあると考える人もいるでしょう。
自作には、すべてのパーツをバラバラに購入して、自分で作るのが最も安上がりです。
LED、ソケット、抵抗、基盤を、バラバラに購入して作る方法です。
このメリットは市販されている物よりも安く上がることでした。そんなことから私はバックランプを自作してみたことがあります。
これを作ったのは数年前です。今ではこれよりも性能のいいLEDチップが出回り、もっと明るいバックランプが作れます。
しかしその場合、中国製の超安価な完成品をネットで購入するのと比べたら、自作したほうが高くなってしまうこともあります。明るいLEDチップはそれなりに高価になるのです。
そして自作するには注意しなければならないことがあります。
使うLEDの電流や電圧を考えて抵抗などで回路を組むのは、少し電気に詳しい人ならばできるでしょう。しかし問題は発熱です。使いたいLEDチップがどの程度発熱するのかわからないのです。LEDは熱に弱いです。自ら発した熱をうまく放熱するように考えないと、寿命が短くなります。
このため安易に明るいLEDバックランプを完全に自分で設計して作るのは、少々怖い気持ちがあります。
安心して自作するには、信用できる自作パーツキットを買う方法もあります。
パーツキットとは、ショップがすべてのパーツを選定して、組み立てずに売り出している製品のことです。LEDの選定や抵抗計算、放熱板などもすべて入っているので、はんだごてなどで組み立てるだけです。
インターネットの中には、自作パーツキットを販売しているところがあります。信頼できるところで買ったキットならば、用途を間違わなければ十分使えると思われます。
しかし信用できるショップから購入するキットは、おそらく発熱に対するアドバンテージをかなり取っていると思われます。そのため明るさがかなり犠牲になっている可能性があります。
値段的にも決して安いわけではないようです。明るい製品は、大手メーカーのバックランプをカー用品店で買うよりは安いですが、ネット通販のバックランプよりは高くなります。そのような値段設定ならば、自作する手間がかかるキットを購入する意味は薄れてしまいます。
私は自作パーツキットの購入も含めて、自作することは諦めて、ネット通販で完成品を購入することにしました。
アマゾンなどのネット通販で購入することが、最も手軽でお勧めの入手方法だと思います。
しかし完成品のバックランプを選ぶ場合は、他のランプにはない注意点があります。
バックランプは点灯する時間が基本的には長くはないはずです。5分連続で点灯させることなど、ほぼないと思われます。
発熱量が多すぎる粗悪品だったとしても、点灯時間が少ないためそれが原因で故障を招いたという事例が少なく、製品レビューにも「耐久性は問題ない」と書かれているかもしれません。
山奥の狭い道を夜に走っていて、行き止まりになったとします。そのような場合にはバックして戻るわけですが、場合によってはかなり長時間バックランプを付けたままになります。そんな時に発熱でバックランプが切れたら、身動きが取れなくなります。
そんな粗悪品を購入しないような見極めが必要になります。
そこで多くのネットで売られているバックランプについて、購入した人のレビューなども徹底的に読み漁り、安心できるランプを選ぶことにしました。
点灯時の発熱量が多いとレビューされている物は、すぐに壊れる可能性があります。しかしそれにこだわりすぎてもいけません。
明るいランプは基本的には発熱量も多いのです。一昔前のハロゲンランプなどは、点灯させたらしばらくは触ることもできないほど発熱していました。
室内に付けられているフィラメントのウエッジ球でも、10秒ほど点灯させただけで、指が触れられないほど熱くなります。
つまりどんなランプでも、光る以上は発熱はします。ウエッジ球でも相当な発熱ですから、ネットで売られているバックランプが点灯後に触れられないほど熱くなっても、それは当然のことなのです。それを知らない人が、手が触れられないほどの熱を持つLEDバックランプを、「高温になりすぎて怖い」と思ってしまうことも考える必要があります。
以上のようなことを考えて、安全なバックランプ選びをするつもりでしたが、実際は少々冒険をしてしまいました。とても安価な製品を選んだのです。
これを選んだ理由は、レビューの評価がそこそこ高くて、とても安価だったからです。
自作しても絶対にこのような値段では納まりません。自作するより圧倒的に安い上に、評価がまずまず高かったことで、このバックランプを選びました。ダメもとで使ってみようという気持ちになる価格設定でした。
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この記事を書いている時点で、まだ2ヶ月間しか使用していませんが、今後も状況を追記していく予定です。
バックランプ取り付け
ワゴンRスマイルはバックドアを開けると、ハウジングが外せます。
画像の2箇所が取り付けボルトです。
これを外します。
あとは2箇所にハウジングから出ているピンを抜くだけです。
とても簡単に外せます。片方で1分はかからないと思います。
ハウジングを外したら、一番下のソケットを左にひねると外れます。
ソケットが外れたら、引っ張って球を外します。外したところにLEDバックランプを差し込むだけです。
左がLEDランプで、右が交換していないフィラメントのウエッジ球です。LEDの方が白い光で明るいことがわかってもらえるでしょうか?
まだ長時間使用しているわけではないですが、ここまでは問題なく点灯しています。
この製品は4個セットなので、1つくらい壊れてもあまり気にならないでしょう。
明るさはノーマルよりも明らかに明るいです。耐久性はまだわかりませんが、悪い買い物ではない気がします。
しばらく使ったら、またここに状況を追加していきます。
今回購入したバックランプは以下です。
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