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i-smart検討ポイント

欠陥不安 そして不安解消 一条工務店i-smart

一条工務店のi-smartに限らず、家を建てる場合には手抜き工事など欠陥のリスクについてはご存知かと思います。

みなさんは自分の家がしっかり建てられるかどうか心配ではありませんか? 私は不安で不安でたまりませんでした。

インターネットで調べると、手抜き工事の事例がたくさん出てきます。一条工務店のi-smartではありませんが、大手ハウスメーカーで建てた家でも、手抜き工事で大変な目に合っている方がいらっしゃいます。もし自分の家が手抜き工事をされてしまったらと思うと、心配でたまりませんでした。

どうして私が心配ばかりしているのか、そして不安が解消された理由について書いていきたいと思います。

不安の理由

  1. 基礎がしっかり作られるだろうか?
  2. 上棟時に壁を精度よく設置してくれるだろうか?
  3. 上棟中に雨が降った場合、問題は起きないだろうか?
  4. 上棟後の作業は手抜きなく丁寧にしてくれるだろうか?

以上の4点が、とても心配でした。一条工務店に問題のない家を作ってもらえるかどうか、特に基礎や上棟時に間違いや手抜きがないかが気になって仕方がなかったのです。

家の精度に対する不安

しっかりとした精度の家が建てられるだろうか

これは上記の不安点の➀と②に関わってくる話です。

不安要素の大半はこれです。基礎工事から上棟まで、自分の家がしっかりした品質で建てられるかどうかが一番のポイントでした。

私の建てている家は一条工務店のi-smartで、2×6工法の家になります。2×6工法は「高気密高断熱の家が作りやすく、施工のばらつきが少なく高品質である」と言われます。しかしあくまで決められたルール通りに作られた場合であり、いい加減に作られたら当然のことですが、気密性などが落ちることになります。しっかり作っていただくことが大前提なのです。

家の出来は上棟一日目がとても大きなポイントだと思っています。一階の壁をしっかり取り付けてもらえたら、かなりのところで安心できます。上棟がうまくいくには、基礎工事がしっかりできていなければなりません。上棟初日にうまく一階の壁が組めれば、基礎もしっかりできていたと判断できます。

一条工務店を疑うわけではありませんが、それらの確認のために上棟初日には有給休暇を取って現場に行きました。

一条工務店i-smartの上棟確認

私たち素人がしっかり上棟時の作業ができているか確認するのは、難しいことです。しかし壁の突合せ部分に隙間がまったくありませんでしたから、しっかり上棟をしてもらえたと判断しました。

壁の突合せ部に隙間がないことは当たり前のことかもしれませんが、それでもしっかり作られているかどうかはとても心配だったのです。

ゆがんだ家になっていないことを確認することは、私にとってとても大切なことでした。

作業もさすがに一条工務店提携の職人さんらしく、とても丁寧に行われていました。気になった時には何度もやり直すなどの細かな気配りをしながら作業されていることを、自分の目で確認できました。作業の真剣さと出来栄えを見て、基礎工事から一階の壁設置までの工程に問題ないと実感できました。

土台設置から上棟までの雨に対する不安

これは不安点③についてのことです。

2×6工法の最大の弱点は、上棟時の雨です。上棟は一階の土台から始まり、一階の壁を付けます。そのあとで二階の床を取り付け、二階の壁を付け、最後に屋根を付けるという工程になります。

雨が降らなければ問題ありませんが、雨が降った場合は室内に雨水が流れ込むことになります。それがとても心配でした。

土台の雨対策

一条工務店の説明では、土台を設置してから足場を設置するために最低でも2日ほどかかるとのことでした。そのあと上棟が始まるのです。我が家では土台設置から上棟初日まで、4日間も間が開くことになりました。その間に雨が降ると土台が濡れてしまいそうです。

しかしこれは一条工務店でもしっかり対策を考えています。まずは土台は設置後に、ビニールのフィルムを前面に貼り付けます。これにより雨が降っても土台が濡れないように考えられています。

そしてその上にビニールシートを掛けて雨対策としています。この二重の養生で、雨が降っても土台が濡れる可能性はかなり低くなっているはずです。

さらに土台は特殊な合板が使われています。これは濡れてしまっても乾かせば品質的に何の問題もないものなのです。一条工務店では土台が雨に濡れた場合、乾かしてから上棟するルールになっています。

以上のように一条工務店の土台の雨対策は万全です。万が一土台が濡れてしまってもまったく問題ないように考えられているため、上棟終了までの間に降った雨については気にする必要がないことがわかりました。

上棟時の雨問題

土台が雨に濡れても問題ないことはわかりましたが、壁や断熱材などはどうなのでしょうか?

2×6工法では上棟初日から屋根を付けるまでに三日はかかります。屋根を付けるまでに雨が降ってしまうと、家の中がすべてが濡れてしまいます。いくらビニールシートで養生しても、完全には雨水の侵入を防止することはできないでしょう。壁や断熱材が雨で劣化することが心配です。

我が家の状況

上棟3日目の雨

我が家の上棟から3日目に雨が降りました。しかも台風並みの土砂降り。監督さんに確認すると、屋根の防水施工までは完了したようですが、ルーフガーデンの防水処理だけが終わっていないとのこと。防水処理がされていないルーフガーデンの壁から雨が中に入り込んでいました。

上棟中の雨は大敵だと言われていますし、実際に雨が降ると濡れるべきでないところまで濡れてしまうことがあります。その場合は誰もがとても心配になるものです。しかし一条工務店では上棟中に雨が降って木材などが濡れてしまうことも想定して家を建ててくれています。信用して任せてもいいのだと、説明を受けて納得しました。

※以下のリンク先にこの問題の記事を書きました。よろしければご覧ください。

>> 2×6工法の一条工務店i-smartは上棟中に雨で室内が濡れても大丈夫?

上棟後の作業で不安解消

最後に不安点④についてです。

上棟初日と上棟後に、大工さんと話す機会がありました。一条工務店の営業さんも、基礎工事の監督さんや建設の監督さんも、一様に「口は悪いが仕事はしっかりやる」と言われていました。会って話してみると、まさにその通りの人たちでした。

私はそのようなタイプの人は嫌いではありません。べらんめえ口調の昔ながらの職人さんです。まさに私の想像していた「大工さん」のイメージそのものです。

話をすると考えもしっかりされていましたし、品質意識も高いこともわかりました。3人で作業を進めてくれるのですが、手抜きをするような人たちにはまったく見えませんでした。棟梁とはたくさん話しをしましたが、口は悪いけどいい人です。

「心配しなくでもいいよ。ちゃんとやるから」と、力強く言ってくれたのもありがたかったです。素人目ですが、施工を見た限りでは手抜きをしているような箇所は見つからず、丁寧に作業をしてくれていると思えました。上棟後の作業についても、心配することはないと判断できました。

そして上棟後の作業にはもう一つ安心できる材料を見つけました。

私はインターネットでいろいろな方のブログを見させていただいています。そこから一条工務店i-smartの大工さんの行う作業について、少しばかりの知識を得ることができていました。

しかしインターネットの情報で知ったそれらの作業が、大きく変わっているのです。たとえばあるブログの記事では日本で大工さんが行っていたはずの作業も、今ではフィリピン工場で施工され持ち込まれているようで、私の家では行われていなかったのです。一条工務店では頻繁に作業方法の見直しが行われており、それが我々客側にはいい方向にいっているように思えます。つまり日本で手抜きをしたり間違えたりする余地があまり残っていないのです。

我が家の大工さんたちはまじめな職人さんですので手抜きはなさそうです。それでも間違えはあるかもしれません。作業工程の見直しでそんなリスクが少なくなっていることは、とてもありがたいことですね。

一条工務店にお願い

一条工務店に改善してもらいたいことがあります。それは、雨で家の内部が濡れてしまうことについて、あらかじめしっかりと説明をしてほしいのです。もしそれがされていたら、雨が降った時も安心していられたはずです。

しかし一条工務店が「雨に濡れたとしても問題ない」と上棟前に説明した場合、「雨に濡れるなんて絶対に認められない!」と主張する客がいるかもしれません。事前に雨に濡れることを説明することで苦情が増える可能性もあり、それはハウスメーカーとして避けたい事態のはずです。それならば上棟前に説明せず、雨に濡れて不安になった客に対して説明したほうが面倒が少ないと考えているのかもしれません。

そこまで考えると、一条工務店が雨に濡れることについて、あらかじめ我々客側に説明しないのもわかる気がしますが・・・どうなんでしょうね。

最後に

インターネットで皆さんのブログを見ていると、「上棟は壁が空を飛んでいくし、あっという間に組みあがる。見ると楽しい」という内容の記事が多かったです。

私も上棟の記事を書きました。そこには書いていませんでしたが、実際は見て楽しいというよりも、実は不安の方が多かったのです。

しかし今では、「やはり一条工務店というハウスメーカーを信じて、安心していればよかった」と思っています。そうすれば上棟時はもっと気持ちよく楽しめたはずです。

とはいえ不安を解消するために基礎工事や上棟などについて調べまくって、一条工務店の監督さんたちに話を聞きまくりました。その結果、安心度がとても高くなっているので、私的にはよかったと思っています。

すぐに不安になる⇒心配だから徹底的に調べる⇒人よりも大きな安心感を得る こんなパターンの生き方をしています。自分のこんな性格は、面倒で疲れますし膨大な時間も使うことになりますが、嫌いではありません(笑)。

大きな満足感を得るためには、苦労が必要ですね。

上棟初日から11日目、気密測定に立ち会った記事を書きました。興味のある方はご覧ください。

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