一条工務店で家を建てられた方は、家の中が乾燥するため加湿器を購入される方も多いようです。
我が家でも11月になると家の中の湿度が40%を切ってしまうことが多く、加湿器がどうしても必要になりましたので、パナソニックFE‐KXF15を購入しました。
加湿器について考えたことと、購入した加湿器のレビューを記事にしました。
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子供が生まれたので加湿器は必須!
10月に子供が生まれました。子供には絶対に風邪をひかせたくないですね。湿度が低いと子供の粘膜も弱くなって風邪に感染しやすくなりますし、菌も繁殖します。風邪をひかせないためにも、湿度を適度に保つことは不可欠なのです。
加湿器を使わずに部屋の温度を保つ
一条工務店のi-smartは、室内が乾燥しやすいと言われています。加湿器が必須だと言われていますが、加湿器を購入しなくても、適切な湿度を保てたら加湿器は必要ないことになります。
そこでまず最初に、加湿器を使わずに部屋の温度を保つよう考えてみました。
濡らしたタオルや洗濯物を部屋に置くなどしてみました。しかし8帖の部屋を2~3時間だけ湿度を保つくらいなら何とかなりますが、それを維持していくのは難しいです。吊るしてあるタオルに2時間ごとに水を含ませるのは大変なことです。それを夜にも行わなければならないのです。
その他にも考えられることはいろいろと試してみました。しかしどれほど頑張ってみても、湿度50%程度を維持するのは難しいかったです。加湿器の購入を決意するしかありませんでした。
加湿器の機種検討
一条工務店で家を建てられた方が、加湿器についてはいろいろな検討をされています。ほとんどの方が、パナソニックのヒーターレス気化式加湿機の機種を勧められています。私も検討してみましたが、やはりパナソニックのヒーターレス気化式加湿機の物を購入することにしました。電気代金がかからないことと、細菌の繁殖を抑えられることがポイントでした。
購入したのはFE-KXF15です。
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10年ほど前に購入した加湿器は、気化式のものでした。水を入れておくと中にセットされた布に水が染み込みます。それにファンで風を当て、湿った空気を排出する方法でした。
最初はいいのですが、すぐに排出された空気から臭いがするようになりました。結局一ヶ月に一度くらい、キッチンハイターで布を付け起きして殺菌することが必要になりました。
健康を考えると、排出された空気にカビや雑菌がうようよいる状態では危険です。それらの対策がされている物を、安心して使用したいのです。
パナソニックのFE-KXF15は、水槽内イオン除菌ユニットがあるので、カビや細菌の繁殖を抑えてくれます。これがこの機種を選んだ一番のポイントです。
パナソニック加湿器FE-KXF15レビュー
加湿能力
我が家では28帖の広さをFE-KXF15一台で加湿させています。確かに止まることなくずっと稼働し続けていますが、どの場所で測定しても湿度は安定して50%を超えています。この広さなら一台で賄えます。42畳用の機械ですから、28畳ならまったく問題ないですね。
サイズ
高さ×幅×奥行きは、410×445×350mmです。なかなか大きいですよ。加湿器はあまり大きくない印象はありませんか? その考えを持っている方は、この機種を見ると大きいことに驚くかもしれません。
3人掛けのソファーと比べると、FE-KXF15の大きさがわかってもらえると思います。
音量
強運転では結構大きな音を出します。夜間にうとうとしている時に、弱運転から強運転に切り替わるとき、音量の違いにドキッとすることがあります。作動してしまえばエアコンの音くらいのイメージですが、すぐ真横に置いて寝るのはちょっと気になるレベルでした。
正直私たち夫婦は、この記事を書いた現在では、子育てでへとへとになっています。疲れている時は子供が泣いていても寝ているくらいの状態なので、加湿器の音などものともせずに寝ています。普通の状態の方であれば、すぐそばで加湿器が動くのでは寝られないかもしれませんね。
電気料金
強運転で一日12円、中運転で一日5円、弱運転で一日3.6円とされています。ワットチェッカーで調べてみると、一日当たり12.5円でした。実測はカタログ値よりも電気料金がかかっていることになりましたが、このくらいの電気料金で風邪をひくリスクを下げられるのですから、気になるものではありません。
ただし排出される空気は冷風です。室内の温度が下がります。このため暖房のための電力は少し余計にかかることになります。
温度の低下
これは間違いなくあります。FE-KXF15から出る湿った空気の温度は、冷たいと感じます。室温が25.6℃の時の加湿器から排出される空気の温度を測定したところ、21.2℃でした。締め切った狭い部屋で使う時は、床暖房の設定を少し上げています。
加湿器の給水
FE-KXF15では、水を入れるタンクが2つ付いています。ひとつは4.5Lなので、合計9Lもあります。
一日動かすと、ちょうど2つのタンクが空になるくらいです。つまり我が家の場合は一日に一回の給水だけで済むことになります。
給水は、一条工務店のi-smartに住んでいる方なら、リュクスドレッサーで行うととても便利です。
リュクスドレッサーの吐水口を一番上まで上げます。
カチッと止まる感じがあるので、そこまで上げると固定され、給水中に下がりません。
ここにタンクを置きます。苦労することなく垂直に立たせることができます。
これで満タンまで給水できます。
タンクが水で一杯になったら、そのままキャップを締められます。
繰り返し言いますが、一条工務店のリュクスドレッサーならば、給水がとても楽ですよ!!
加湿器を使った時の結露について
室内の湿度を上げると、窓の結露が激しくなることが懸念されます。我が家で加湿器を使った限りでは、結露はほとんど発生しませんでした。
我が家は日本でもごく普通の平均的な気温の土地です。寒冷地だともっと結露しやすいことでしょう。この記事を書いたのがまだ12月です。しかも今年はとても温かいです。これから気温がもっと下がっていきますから、結露については注視していく必要があります。
加湿器まとめ
一条工務店の家は乾燥すると言われていますが、私はそうは思いません。室外の湿度が低いと、家の中も湿度が低くなると思われます。雨の日は加湿器を使わなくても、湿度は50%くらいになっていました。
しかしどのような理由であれ、加湿器がないと室内が20~30%くらいになってしまうことがありました。子供が風邪をひいてしまいそうで、とても心配になりました。子供がいなくても、健康を考えたら湿度は50%くらいあると安心できます。そのためには加湿器は、必要だと思います。
我が家ではパナソニックのFE-KXF15を購入しましたが、広い一階のスペースを一台でうるおしてくれます。電気料金もあまりかからず省エネで、雑菌をばらまくこともないので、本当にこの機種はお勧めです。
広いスペースを加湿するのなら、この機種を選んでおけば間違いありません。
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一条工務店の家に加湿器については必要だと考える方が多いですが、必要ではないと言われる方もいます。インターネットの情報よりも、自分の家の湿度を確認して、室内の湿度が足りなければ、加湿器の購入を検討すればいいでしょう。一条工務店で家を建てると、温度計と湿度計が2つプレゼントされますから、湿度の確認は容易ですね。
購入した加湿器から異音が出るようになりました。インターネットで購入した何も記入されていない保証書で、修理をしてもらうためにはどうすればいいのかまとめました故障した時のために、ぜひお読みください。
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