一条工務店i-smartの屋根裏は、収納部として活用できます。何でも収納できるわけではなく、物を選ぶことにはなりますが、活用できるととても便利です。
我が家では屋根裏を収納部としてとても便利に使っています。屋根裏を収納スペースとして活用する方法と注意点を紹介します。
目次 (クリックで飛べます)
屋根裏を収納部として活用したい
屋根裏を収納部として活用することを考え理由は、収納するものがたくさんありすぎたからです。
我が家では小屋裏収納を付けましたが、それでも物があふれて、収拾がつきませんでした。そこで屋根裏に物を入れてしまおうと考えました。
屋根裏に上がる
屋根裏に上がるには、梯子や脚立が必要です。我が家では以下のように梯子と脚立をセットしました。
天井に手が届くようにできたら、マイナスドライバーでとても小さなネジを回します。
このネジを回すと天井の蓋(?)が開きます。
中の留め金4箇所を回してずらします。
断熱材を下に引き抜きます。
注意するのは、普通に上を向いて断熱材を引き抜くと、100%の確率で目にゴミが入ります。ノコギリを掛けた木くずが目に入った時、手でこすると眼球に刺さってしまう可能性があります。目に入らないように十分注意し、万が一目に入ったら目を流水で洗い流してください。
さらにもう一つ、断熱材があります。これは上に押し上げます。
これで天井裏への入り口ができました。
この入り口は、415mm×415mmしかありません。かなり狭いです。体格の良い方は入るのが難しいかもしれません。
危険だと思った方は、上に登るのは諦めてください。
屋根裏の様子
屋根裏は当然のことながら真っ暗です。懐中電灯は必須です。
床には物が落ちている場合があります。スリッパなどの履物を用意した方がいいでしょう。
梁には釘が飛び足しているところがあります。
半ズボンでは危険です。丈夫な長ズボンを履くことをお勧めします。
天井に頭をぶつけないように注意してください。
屋根裏大広間
3.5寸屋根にすると、屋根裏には広大な空間があります。
この空間はウォークインクローゼットとか物置などとは比べ物になりません。ただし入り口が狭いので、大きなものが入れられないのですが。
屋根裏の梁
内部は梁があり、入り口よりもさらに狭い場合もあります。
我が家の屋根裏大広間に行くには、幅340mmの場所を通らなければなりません。
屋根裏の床
床面は比較的綺麗でした。板と板の間には、すべてテープが貼られており、板のささくれを心配する必要はありません。
屋根裏を収納部としての活用する
屋根裏を収納部として活用するには、いくつかの問題点があります。
高温に耐えられないものは入れられない
屋根裏は真夏には50℃をはるかに超える高温になります。熱で変形、変質するものは入れられません。
埃が積もることは覚悟する
屋根裏は通気のためにわざと外部に通じる隙間が設けられています。このため外部から埃が侵入します。埃が積もって困るもの(布団など)は袋などに入れないと収納できません。
大きなものは入れられない
屋根裏への入り口は415mm×415mmです。これより大きなものは入りません。
重いものは入れられない
屋根裏に上がるだけで危険ですから、重い荷物を持ちこむのは大変です。無理せずあまり重いものを入れないようにしましょう。
衣類は防虫対策が必要
入居すぐに屋根裏に上がったら、いました、紙魚(しみ)が!!
紙魚とは、衣類や紙を食べてしまう虫です。すぐにバルサンで駆除をここ見ていますが、外部から入って来ないとも限りません。衣類は紙魚対策をして収納しましょう。
我が家の収納品
- あまり読まない本
- 普段は使わない工具
- 余った食器
- その他、何となく取っておきたいガラクタ
以上が我が家の天井裏に収納した物です。
普通の家庭ならば捨ててしまうような物でしょうが、貧乏性なので捨てられません。屋根裏に収納することを考える人であれば、このような無駄とも思える物も念のために取っておいてもいいのではないでしょうか。
屋根裏を収納として活用する注意点
大切なのは、屋根裏を収納として活用することは、一条工務店にも認められているものではありません。自己責任で行ってください。
繰り返しますが、屋根裏に登るためには梯子や脚立を使うことになります。かなり危険を伴いますので、安全には充分注意してください。屋根裏は釘が飛び出していたり、物が落ちていたりします。天井に頭をぶつけることもあります。怪我には充分注意してください。
いずれにしろすべての行動は自己責任で行ってください。
まとめ
屋根裏に物を収納することは、最終手段としてアリだと思います。収納物を選びますし、危険も伴いますが、私はこの空間を活用できて満足しています。
みなさんも自己判断でご活用ください。
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