一条工務店i-smartの上棟開始から9日経ちました。工事もかなり進んでいるようです。
気楽に建築の様子を見に行ける距離ではないため、頻繁に確認できないのがもどかしいです。本当は毎日確認に行きたいのですけど。
どうしても確認したくてたまらなくなり、上棟9日目になんとか時間を作って、家の進捗状況を確認してきました。
目次 (クリックで飛べます)
9日目の進捗状況
外には一条工務店の垂れ幕が掲げられています。夜間に行ったので暗いです。8000D(キヤノンの一眼レフカメラ)の内蔵フラッシュでは光が足りないですね。
15段幅広タイプのオープンステアは、予想通り広くて上りやすいです。やはりこのタイプを採用してよかったと思えました。このために家が大きくなって費用もかさむことになりましたが・・・。
二階から見たオープンステアのための吹き抜けです。一階と二階に縦に並んだ3連のFIX窓がいい感じです。
オープンステア横の外壁に付いている窓です。めちゃくちゃ大きいです。予想以上の迫力でした。
壁補強の板を下から撮ってみました。この部分は洗濯機を置くため、下の部分には補強が不要なのです。補強の板は12mmあり、かなりのものでも支えられると思われます。
気密性を上げるため、排水の配管もしっかりコーキングされています。
バスタブの点検口です。中を見てみると・・・。
このような形でバスタブが設置されていました。以前一条工務店i-smartは、バスタブまわりを上棟前に断熱材で被う作業をしていたようですが、今では最初から断熱材で覆われて運ばれてきます。大工さんの行う作業も簡略化されていきますね。断熱材を設置する作業のばらつきもなくなって、我々としても安心できます。
黒のパイプが二階のトイレや洗面台の排水パイプです。ありがたいことに水道屋さんがパイプをすべて天井に収めてくれたおかげで、設計時にあった天井下がりがなくなりました。灰色のダクトはロスガード給気口のものです。
一マスですが思ったよりも広いオープンステア下のスペース。これだけあれば家具の運び込みに問題が出ることはまずないでしょう。ここを簡単に通らないものは、部屋のドアを抜けられないですから部屋の中に運び込めないのです。
小屋裏収納の入り口です。中に入ってみたい・・・。次に行った時には入らせてもらおう(^^♪
念のため確認したこと
工事の進み具合を見に行ったのですが、念のためチェックするポイントを考えておきました。素人なので大したチェックはできませんが・・・。
壁の木材部分が濡れたまま、作業が進められていないか
壁に使われる木材や断熱材が濡れたまま、それを覆ってしまうような施工がされていないか確認しました。
2×6工法では木材などが濡れたまま石膏ボードなどを付けてしまうと、壁の中が密閉されて乾かないので、カビが生えるようなことを言われる方がいます。しかしそれはそれほど心配することはありません。いくら高気密高断熱の家でも、壁の中が完全密閉されているわけではありません。少しの隙間は絶対にありますから、そこから空気が通ううちに中は乾燥してしまいます。壁の中が濡れたままになることはあり得ないのです。木材が濡れたまま施工されたとしても、壁内部のカビなどを心配しなくても大丈夫です。
問題は、水を吸った状態の木材は、釘を打った時強度が出にくいことです。水を吸うと柔らかくなり、釘を打っても保持力は期待できません。その状態で乾いても、乾いた木に釘を打ったほどの強度は出ないので、注意が必要です。
一条工務店の監督さんに雨によって内部への浸水はどの程度だったのか確認し、適切な処理がされたのか確認するといいでしょう。注意が必要なのは、防蟻処理の薬品のシミを浸水のものと間違えないようにしなければいけません。
我が家では中ルーフガーデンの下に少しだけ浸水があったようです。部屋の中を見ても浸水の跡となる滲みは見つかりませんでした。
天井の点検口があります。このあたりが浸水した場所だということです。木材は乾いており、まったく問題はありません。
浸水部分は床下まで一条工務店の監督さんが点検してくれたそうですが、基礎にも水が溜まっていることはなかったそうです。
使用する木材が野外に放置されていないか
使用する木材は、水に濡れない方がいいのは言うまでもありません。野外に大切な材料が放置されてないか確認しましょう。
特にバルコニーやルーフガーデンには木材の置忘れがある可能性があります。我が家でも突然の雨の対応で忙しかったようで、ルーフガーデンに使用する木材が置き忘れてありました。このような木材について一条工務店に確認すると、濡れてしまった物は使わないのが基本だそうです。
工事状況のまとめ
施工状態を見ても、はっきり言って何がいいのか悪いのかほとんど分かりませんでした。一条工務店i-smartでは手抜きをする余地のないくらい簡素化されて、大まかなところでは職人さんの腕も今ではあまり重要ではなくなっているのかもしれませんね。
欠陥住宅が作られるのは、上棟以後の施工に問題があるのではなく、基礎の時点で既に問題があることが多いのかもしれません。クローゼットなどを無理やり押し込んだような場所もありませんし、家のひずみがないことは間違いなくなさそうです。これからも安心して経過を見守ることができそうです。
気密測定には立ち会う予定ですが、その日がとても楽しみになってきました。
上棟初日から11日目、気密測定に立ち会った記事を書きました。興味のある方はご覧ください。
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