シューズクロークは棚を効果的に取り付けて整理すると、劇的に使いやすくなります。
わが家のシューズクロークに棚をたくさん取り付けました。この結果収納力も上がり、利便性が大幅に上がりました。
棚の取り付けを中心にした、シューズクロークの整理方法を紹介します。
目次 (クリックで飛べます)
棚を取り付けるメリット
シューズクローク(土間収納)はすぐにいっぱいにになってしまいますよね。
わが家では子供の成長とともに自転車などの道具が増えてきて、シューズクロークの中がいっぱいになり、整理がつかなくなってしまいました。
この対策として、棚を取り付けてみました。そして大きな効果がありました。
シューズクロークに棚を取り付けるメリットを上げてみます。
無駄な空間をなくす
物を収納する時、効率的にスペースを利用することができないことがあります。
下画像では収納した物の上が空いています。これでは貴重な空間が効率的に使われていません。
棚を取り付けることで、この無駄な空間をなくすことができます。
物を積み上げなくなる
物をスペース一杯まで積み上げれば、効率的に収納はできます。
しかし下の物を取り出すとき、上に乗ったものをすべて取り払わなければなりません。
上の物を取り置く場合でも、スペースが必要になります。狭いシューズクロークの場合、玄関まで物を置きに行くことが必要な場合があります。
一つの物を出すために、とても面倒なことになるのです。
棚を取り付けることで、収納ボックス等を積み上げることがなくなります。このことで積み上げたものを取り払う手間が省けます。
棚取り付け
わが家では改善前は以下のような状態でした。
棚を取り付けて快適に使えるシューズクロークにしました。
わかりにくいかもしれませんが、収納力も上がりましたし、物が取り出しやすくなり大満足です。
棚の取り付けについてのポイントを以下で紹介します。
壁に補強を入れておく
棚を取り付けるためには、壁に補強が入っていなければなりません。
壁の補強とは、1.2mmほどの構造用合板を、壁に付けてもらうことです。
本来なら石膏ボードだけの壁に、構造用合板が組まれるので、壁にくぎを打つことや、木ねじで物を付けることができるようになります。
棚を取り付ける予定の場所には、壁補強をしておくことが大切です。
板は構造用合板を使用する
棚の板は、1.2mm以上の構造用合板を使用することをおすすめします。
構造用合板は、複数の木材を張り合わせたものです。構造用合板の規格に合致していれば、かなりの強度があります。重い物を載せる場合は、強度がないとたわんだり、割れたりしてしまいます。
杉の木などの一枚板も売られていますが、一枚板は湿度などにより反りやすいです。
棚に使う板は、構造用合板の使用をおすすめします。
ホルムアルデヒド対策の板を
室内で使う場合、ホルムアルデヒドの対策がされている板を購入しましょう。
合板である場合、必ず接着剤で複数の木材が貼り付けられています。この接着剤に、シックハウス症候群などの原因となる化学物質が含まれているものがありますので、注意してください。
F☆☆☆☆と書かれているものを選べば、室内でも安心して使えます。
補強がない場合は足を付ける
壁補強がされていない場合、壁に棚を付けることはかなり難しいです。
その場合は、棚に足を付けてみましょう。
このようなやり方すれば、壁補強がなくても棚が追加できます。
ただし下の棚に重さがすべてかかるため、下の棚がしっかりと壁に付けられていることが前提です。
レインウェアはどこに収納するか決める
わが家のシューズクロークは、レインシューズ(雨ガッパ)が掛けられるようになっています。
棚を付けることでレインシューズが掛けられなくなることがあります。
家族の誰も、雨の日は自転車やバイクに乗らないから大丈夫と思うかもしれません。しかし子供が大きくなって中高生になると、通学に自転車を使うようになるかもしれません。
その時のためにも、レインウェアを掛ける場所は確保しておくことをおすすめします。
ロードバイクは縦型スタンドを
ロードバイクを乗っている方は、シューズクローク内にバイクを収納していることもあると思います。
収納は縦型スタンドがおすすめです。これが最も場所を取りません。
私はサイクルロッカー(CycleLocker) CS-650を使っています。
空気入れを掛ける
私は自転車の空気入れを吊るしています。
空気入れは使う頻度が多いので、床に置かれて邪魔にならない上で、簡単に取れるように考えました。
空気入れは入り口近くの邪魔にならないを選んで、フックを付けて掛けています。
軽い棒状の物は壁の上部にフックで収納
ガーデニングに使う支柱の収納場所に困っていましたが、壁の高いところにフックを取り付け、そこに乗せておくことにしました。
フックはダイソーで棚取り付け用の金具を購入し、余っていた5mmボルトをナットで止めています。
ストライダーとキックボード
子供のストライダーとキックボードは、S字フックでハンガーパイプに吊っています。これが大正解で、床がきれいに片付きました。
ストライダーなどに傷がつかないように、フックには麻ひもを巻いて保護しています。
脚立は倒れないように工夫
脚立は二階のウォークインクローゼットに置いてあったのですが、ここに収納することにしました。
棚に立てかけておくと子供が触って倒れたら危険です。S字フックを利用して、倒れないように工夫しました。
電動ドリルがあると便利
これは様々なDIYの記事でも書いていますが、電動ドリルがあると、ねじ締めがとても楽です。
なしでやっているときは時間をかけて汗だくになりましたが、電動ドリルを使うようになって。あっという間に作業が完了します。
DIYが好きな方は、買っておくことを強くおすすめします。
まとめ
以上の工夫で、物があふれていたシューズクロークは、収納場所が余るくらいになりました。
空間を効率的に利用するよう考えれば、とても使いやすいシューズクロークになります。床がきれいに片付いたので、とても気持ちがよくなって家族にも好評です。
物が取り出しやすくなったため、使い勝手も大きく向上しました。床面に空きができたため、ペットボトルなどを捨てる場合の仮置き場にも使えるようになりました。
棚取り付けは本当におすすめです。収納場所が増える上に、とても取り出しやすくなります。
皆さんもぜひシューズクロークに棚を取り付けて、収納場所を増やしてみましょう。