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家の知識

引き渡しを受けたあと、すぐに新居に住まないメリット

新築した家が完成して引き渡しを受けたら、すぐにでも住みたいと思うのは当然の心境ですね。賃貸住宅に住んでいれば、一日も早くそこを解約すればお金も節約できますし。

しかし私たち家族は、一条工務店i-smartが完成して引き渡しを受けてから、約一ヶ月間入居しませんでした。

引き渡しを受けてすぐに新居で生活するのもいいことですが、引き渡しを受けた後にすぐに生活しない期間を作ったことは、私にとってはかなりのメリットになりました。

引き渡しを受けた後、すぐに新居に住まないメリット

我が家の特異な点は、待ちに待った一条工務店i-smartが完成し、引き渡しを受けたのに一ヶ月近くも新居に住まなかったことです。勤務地の関係ですぐに新居に入らないほうが便利だったこともありますが、新居に住まない間にやりたいこともたくさんあったことが大きな理由です。

引き渡しを受けてから入居までの期間がたくさんあったことは、後から考えても利点がたくさんありました。フロアコーティングも余裕をもって頼めますし、足りないものを買い足す余裕もあります。それを考えて、照明もカーテンもない状態で引き渡しを受けています。

照明もカーテンも、実際出来上がった家を見てから決めるのが一番いいのではないでしょうか。家のない状態でイメージしても、本当のことはわかりません。実際に家の中で生活してみて、はじめてわかる事も多いはずです。

引き渡しを受けてすぐに入居した場合は、最初から照明やカーテンがないと生活できません。そのため引き渡し時にはすぐに住むことができる状態にしなければなりません。我が家のようにカーテンも照明もない状態で引き渡しを受けることはできないのです。すぐに入居しないからこそ、照明やカーテンを取り付けずに引き渡しを受けることができたわけです。

新築の打ち合わせは、とても疲れるものです。その時に疲れてしまって、何となくカーテンや照明、外構などを決めてしまったら、後で後悔することもあるはずです。家が完成してからじっくりと検討してそれらを決めていきたかったので、引き渡しを受けてすぐに入居しませんでした。

引き渡しを受けた後、すぐに新居に住まないデメリット

もちろん引き渡しを受けた後、すぐに新居に住まないことは、デメリットもあります。

深く考えるまでもなく、最大のデメリットがあります。それは電気料金などの光熱費が二つの家にかかってくることです。賃貸住宅に住んでいる方ならば、すぐに新居に移らないと、賃貸費用が余計に掛かってしまいます。我が家でもすぐに新居に移らなかったので、60,000円に近い賃貸費用が余計に掛かりました。

この費用は馬鹿になりません。

引き渡しを受けた後に行ってよかったこと

引き渡しを受けた後にすぐに新居に住まないことは、金銭的なデメリットが多いのですが、それでも引き渡しを受けた後に時間を置いて入居したメリットはたくさんあります。それを一つずつ説明します。

カーテンを付ける無駄を省くことができた

「家を建てたら絶対にカーテンが必要」 これは一般的に考えたら当たり前のことですね。カスミガラスだけの家はまずありません。透明な窓ガラスも必ず家のどこかに付けられているはずです。そこにカーテンがなければ、外から中が見えてプライバシーを保つことができません。そのため間取り打ち合わせの中に、カーテンについての打ち合わせも組み込んでいることがかなり多いようです。

しかし我が家では、家が完成してからその部屋にあったカーテンを選びたいと思っていました。そのためカーテンを付けずに引き渡しを受けたのです。引き渡しを受けてから入居までに約一ヶ月の期間を設けたので、カーテン選びも余裕を持ってできるとの判断でした。

一条工務店のi-smartには、浴室以外のすべての窓にハニカムシェードが付けられます。引き渡しを受けて、ハニカムシェードを降ろして生活してみると、「カーテンなんて必要ないじゃないですか!!」

ハニカムシェードが完璧にカーテン代わりになるのです。もし最初からカーテンを付けることにしていたら、カーテン代金が無駄になるところでした。

カーテンについては、以下のリンク先に記事があります。興味がある方は是非ご覧ください。

>> 一条工務店の家はカーテン不要 ハニカムシェードだけでOK

引き渡しを受けた時にカーテンを付けてなかったからこそ、i-smartではカーテンが不必要であると知ることができ、無駄なカーテンを買わずに済んだのです。これは引き渡しを受けた後、すぐ入居しなかった大きなメリットでした。

フロアコーティングが問題なく行えた

我が家のフロアーはコーティングしてあります。コーティングは、入居前に家具の搬入がない状態で行うことがベストです。引き渡し後すぐに入居しなかったことで、フロアコーティングも問題なく行えました。

どんなフロアコーティングでも、コーティング剤が乾くまでは、安心してフロアを歩くことはできません。入居していたら、相当な不便さを感じたことでしょう。我が家ではフロアコーティングの施工業者が来るまで家で待ち、来たら施工をお願いして家を後にしました。家には貴重品どころか何ひとつ持ち込んでいなかったため、安心して業者に任せて家を離れることができました。家具も運び込んでいないため、隅々まで完璧にコーティングしてもらえました。

コーティングが終わるころに家に戻り、確認を終えたら当時借りていたマンションに戻りました。コーティングが硬化するまで半日は待たなければなりませんが、他に泊まれる場所があるのでまったく問題ないのです。フロアコーティングは入居していない状態で行うことがベストです。

照明をじっくり選ぶことができた

ほとんどの方が引き渡し時にはすでに照明がすべて取り付けられていることでしょう。そのためこれは我が家独特の感想になりますが、引き渡しを受けた時に照明が付けられていない場所を作っておいたことは、かなりのメリットだと感じています。理由は、照明をじっくり選んで購入できたからです。

照明についてのことは、以下のリンク先に過去記事がありますので、興味のある方はご覧ください。

天井に付けられたファンライトが点灯している
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新築にはやはりおしゃれな照明をつけたいと考える方も多いですね。 ダウンライトをうまく配置したおしゃれな空間には憧れる人は多いでしょう。 一条工務店ではLEDキャンペーンというものをやっており、坪3,0 ...

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上リンクの記事中にもありますが、照明をじっくり選んで決めることは楽しいですし、安くていいものを選べます。

照明は調べるととてもたくさんの検討項目があります。今はダウンライトが流行りのようで、我が家の照明プランも、LDKはもとより、土間収納やトイレ、廊下までほとんどすべてダウンライトを付けるものになっていました。

ダウンライトならば明るさや指向性を考えた配置をしなければなりません。ダウンライトを選択して配置した場合、その場所が適切な明るさになる保証はありません。適切でなかったとしても、交換も容易ではないし、新たに追加することはほぼ不可能なのです。このような問題があるうえに、一条工務店の照明プランは、高いのか安いのかあまりわからないものでした。

以上の理由で、「照明は一条工務店に頼んで取り付けてもらうのは止めて、引き渡しを受けた後に自分で購入して取り付ける」という考えになりました。

リビングやダイニング、トイレにはおしゃれな照明を付けることができましたし、土間収納やウォークインクローゼットなど、照明の外観を気にしない場所には安価なシーリングライトを付けたことで、照明にかかる費用も抑えられました。

引き渡しを受けた後すぐに入居しなかったので、じっくりと照明を選ぶことができました。その結果、満足のいく照明を各部屋に取り付けることができたのです。

引き渡しについてまとめ

引き渡しを受けた後、すぐに新居に住まないことはあまりないことかもしれません。そのためあまり参考にならない記事だったかもしれませんが、意識的に入居日を遅らせることによるメリットは間違いなくあります。

上記に挙げた以外にも、引き渡しを受けた後に外構業者と外構についての話し合いを行いました。家が完成しているので、とてもスムーズに打ち合わせができました。

間取りや設備の打ち合わせ時には決めることが多すぎて、照明やカーテン、外構などの打ち合わせがおろそかになることはよくあることです。私は打ち合わせ時には仕事も忙しく、妻も妊娠したので大変でした。そのため照明などはしっかりと調べることもできなかったです。何となく決めてしまうことは絶対に嫌だったため、入居するまでの間に気に入った照明を購入し、自分で取り付けることを考えたのです。ダウンライトなどは取り付けてしまったら、位置の変更もできません。

我が家の場合は特殊な例なのですが、入居日を遅らせるというやり方をしたおかげで、満足できる照明を取り付けることができ、無駄なカーテンを付けずに済みました。入居日を遅らせることはともかくとしても、しっかり考えずに何となく照明やカーテンを選ぶことのないようにしましょう。適当に決めてしまうことを避けるため、私は入居日を遅らせるという方法を取りましたが、これは一つの方法です。照明やカーテンのみならず、すべての設備についても何となく決めてしまわないようにしたいものです。

私はほぼすべての設備について、徹底的に調べて自信を持って機種選択してきました。しかし間取り打ち合わせ時にそれができなかったのが、「照明」「カーテン」です。それを適当に決めてしまわず、入居日を遅らせてその間にしっかり調査して納得いくものを購入したかったのです。賃貸マンションの解約が遅れて、賃貸費用などが余計にかかっても、しっかり考えて納得いくものを選びたかったということです。入居して4ヶ月たった今考えても、この判断に間違いはなかったと言い切れます。

家づくりではどんな小さなことでも納得いくまで考えて答えを出してきましたが、そこまですると入居後の満足感が違います。皆さんも細かなところまで妥協せずに検討してください。

皆さんがいい家を建てられることを祈っています。

※新居が完成した時に私たち施主が行う竣工検査についての記事が以下のリンク先にあります。興味のある方はご覧ください。

床に置かれた一眼レフカメラ二台
施主検査(竣工検査)で必要なものとチェックポイント

施主検査とは、私たち施主が完成した家に問題がないかチェックすることを言います。一条工務店の営業さんと監督さんがの立会いのもと行われます。 事前に一条工務店側の人たちが徹底的にチェックをしているので、よ ...

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