コンビニでも売られているCB缶というガス缶を使う野外調理用のストーブ、SOTO フュージョン ST-330はとても優れて使いやすい器具です。
これを楽しく使うために買っておくと便利な器具があります。
わが家で実際に購入して便利だと思った器具を紹介します。ここで紹介したすべての製品は、SOTO ST-310にも使えます。
シリコンチューブ
ST-330は、本体の足がゴトクと一体です。火を点けるとゴトクも熱せられますから、当然足の部分も熱くなります。使用後に足にうっかり触ってやけどする人もかなり多いようです。
この対策として、ゴトク兼足に付けるシリコンチューブは売られています。
しかしそれらはなかなかの値段がします。サードパーティー品でも600円くらいします。
そこでゴトクに付けられるシリコンチューブを探してみたところ、モモタロウで安価な物が売られていました。アマゾンでも購入できます。
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石鹸水などを付けて通せば、ストレスなく付けられます。安価な物でも機能は変わりませんから、アマゾンでの購入がおすすめです。
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これを購入したら、15cmの長さに切って、石鹸水をゴトクに塗った後、はめ込めば簡単です。
フライパン
フライパンは、ダイソーの物を使っています。直径は20cmです。
300円でまったく問題なく使えます。こびりつきはある程度は発生しますが、これはキャンプ用のフライパンならどれも起きることですから、気にしていません。
注意点として、このフライパンはIHクッキングヒーターでは使えませんから、バーナー専用になります。わが家ではキャンプやバーベキュー専用と考えて使っています。
ちょっと小ぶりですから、一気にたくさんの物を焼きたい場合は不向きです。
その場合は、30cmくらいのフライパンを買っておくといいでしょう。
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メスティン
ご飯の炊ける飯盒としても使えるメスティンという調理具があります。キャンプが好きな方がご用達のツールです。
これは1合用と2合用、3合用など、さまざまな種類があります。購入時は欲しいサイズと別の物を買わないように注意してください。
ソロキャンパーなら1合用でも問題ないでしょうし、大人数でバーベキューをするなら、3合用があると便利です。
私は3合用を買いましたが、これは家族でバーベキューをすることを考えただけでなく、このクッカーをST-330の収納ボックスにしたかったからです。
3合用だと本体に付属している台やフォークやナイフなどを内部に入れ、着火用のトーチを入れても、空きスペースにST-330が収納できます。
メスティンはご飯を炊くのがとても簡単です。慣れない人でも簡単にできるのが素晴らしいです。
折り畳み式のハンドルが付いているので、調理後の暑い状態でも、問題なく持ち運べます。
付属のスプーンやフォークは、折り畳み式でコンパクトになります。
付属のメッシュトレイがあれば、メスティン本体に食材が直接くっつくことなく、煮物も作ることができます。
一合用の物であれば、ダイソーで500円で売られています。付属品は何もありませんが、ソロキャンプには問題なく使えるでしょう。
アルマイト処理されているので、表面は固いです。それでも内側に金属製のガスバーナーやナイフやフォークなどを入れて、バイクなどで揺らしながら走ったら表面のアルマイトが剥がれて、錆びやすくなってしまいます。
私はダイソーのケースを購入して、金属が直接メスティンに触れないようにして、中に収納しています。
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テーブル
SOTO ST-330は、炎の輻射熱の影響で、置いた場所の下が高温になります。
これを避けるために反射板を購入する人が多いです。SOTO製品だとST-330ではなく、ST-310の場合は、遮熱版を使うのは必須です。
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どうせ反射板を購入するならば、私は反射板の機能のあるテーブルを購入することにしました。これが大正解でした。
子供もいる中でバーベキューをすると、何かの拍子にクッカーやバーナーに触れる恐れがあります。このテーブルがあるとガスストーブの存在感が引き立ち、遊んでいるときにうっかり触れることがなくなりそうで安心できました。
私はEnHike 遮熱テーブルという物を購入しました。クッカーの横に物を置くスペースがあり、これがなかなか便利です。
輻射熱を遮断する機能はばっちりですし、厚みのあるステンレス板のため、重量物を置いても不安がありません。
テーブルを購入する時の注意点ですが、各社から発売されているCB缶使用のストーブの中で、ST-330だけがバーナー位置がかなり低いです。
テーブルによってはテーブルがST-330のバーナー位置よりも低くなってしまう物もあります。その場合はテーブルの下に熱が伝わって、反射板の意味がなくなってしまいます。このEnHike 遮熱テーブルは、低めのテーブルですから、ST-330でも問題なく使えます。
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風よけ
野外では少しの風でストーブの火が揺らいで、フライパンやクッカーにしっかりと熱を伝えなくなってしまいます。これを避けるために、風よけがあると便利です。
風よけは多くの物が売られていますが、私はAlpinista 防風板 ウインドスクリーンを選んで使っています。
ペグは4箇所あり、しっかりと地面に固定できます。高さは24cmありますし、幅は80cmあります。シングルストーブで使うならば、しっかりと風を防いでくれる大きさです。
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このAlpinista 防風板 ウインドスクリーンはハードケースが付属していることも大きなポイントです。アマゾンのレビューでは、ふたが外れやすいなどの問題を上げている人が多くいますが、2021年7月に購入した私のケースは、ふたが外れやすいこともありません。
アルミ製の風よけは、軽いですが持ち運び時に壊れやすいです。ソフトケースだとパッキングした時に他の荷物の重量で変形してしまうことがあります。アルミ製の風よけは、軽いですが簡単に折れ曲がってしまいます。
このAlpinista 防風板 ウインドスクリーンは、安価なアルミ製の風よけの中でも、唯一ハードケースが付属しています。バッグの隙間に滑り込ませても、他の物に押し潰されて壊れることを気にしなくてもいいのです。
このAlpinista 防風板 ウインドスクリーンは予備パーツや紙やすりも同梱されており、説明書もわかりやすくしっかり書かれたものが入っています。軽いし小さくなるので、持ち運ぶのも苦になりません。収納時の大きさですが、高さ:24cm×幅:8.5cm×厚さ:1.5cmで、重さは約270gになります。
シングルストーブの風よけは、Alpinista 防風板 ウインドスクリーンを購入することをおすすめします。
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ガスカートリッジ
ガスカートリッジですが、CB缶であれば、どのメーカーが発売している物でも使えます。
以前はガスカートリッジの統一がされていませんでした。しかし災害時などの緊急性を要する時に、互換性がないと不便であることから、現在では規格の統一がされているため、CB缶の使えるストーブにはCB缶であれば問題なくセットできます。
ただしガスカートリッジの中には、圧力を高めて火力を強くする物があります。
ソト(SOTO) パワーガスは、強い火力を発生させることができるCB缶です。
本格的な料理を作る場合は、火力があると便利です。本格的なキャンパーはソト(SOTO) パワーガスを愛用しているようです。
一般的な年間に数回程度バーベキューをするくらいのキャンパーは、ノーマル缶でもまったく問題なく使えます。私もノーマル缶を使っていますが、火力に不満を感じたことはありません。私はSOTO ST-330を使っていますが、メーカーでは純正のソト(SOTO) パワーガスを使うように指示がありますから、別メーカーの物を使う場合は、事故戦記人でお願いいたします。
ノーマル缶では火力が弱いと感じ、さらに強い火力を求める方は、ソト(SOTO) パワーガスを使ってみることをおすすめします。
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着火用バーナー
SOTO ST-330は本体に着火機能があります。使った限りではこの着火機能はとても優秀で、一発でバーナーに点火することができています。
しかしいつ何時、調子が悪くなって着火ができなくなるかわかりません。
そのような時のために、着火用のバーナーを1つ持っていくことにしています。
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この新富士バーナー パワートーチ ガスバーナーRZ-730SはST-330で使うのと同じCB缶を使用するバーナーで、使い方も簡単です。火力が強いので、庭の雑草を焼くことに使ったこともあります。
使い勝手がいいですから、購入しておくと役に立ちますよ。
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まとめ
以上、キャンプやバーベキューでSOTO ST-330(ST-310)を購入した場合に、おすすめのグッズを紹介しました。
安くていい物を厳選して、実際に購入して使用していますので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。