function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-145052164-1');

i-smart検討ポイント

一条工務店ルーフガーデンの紹介とおすすめのオプション

一条工務店では一般時にルーフバルコニーと呼ばれているもののことを、ルーフガーデンと呼んでいます。

わが家では7畳のルーフガーデンを付けました。

ルーフガーデンはちょっとした工夫でとても使いやすい物になります。

ルーフガーデンを付ける時に考えておくべきことをまとめてみました。

ルーフガーデンとは

ルーフガーデンとは陸屋根の上に人が歩ける空間を作るもので、ルーフバルコニーと同義語です。一条工務店ではルーフバルコニーのことをルーフガーデンと呼んでいるのです。

周りを2.4m程の高さの壁で囲まれています(水が流れるように考えられているので床面が平らではないため、場所によって微妙に壁の高さが変わります)。i-smartでハイドロテクトタイルをオプションで選んだ場合、ルーフガーデンもハイドロテクトタイルで装飾されることになります。

壁には開口部が設けられています。

わが家の開口部は実測で945mm×1,565mmの大きさです。

開口部の下側には、金属製のカバーが付けられています。

隅には2ヶ所のバーコラと呼ばれる木製の棚が付きます。これがなかなか便利なのです。に物を吊るしたり、パイプを括り付けてネットを張ったりできます。

バーコラは今では三角と四角の物があり、どちらかを選ぶようになったそうです。私が建てた頃にはバーコラは三角の物しかありませんでした。

四角の方が使い勝手は良さそうです。しかしその場合、バーコラで覆われる部分が増えるので、解放感はやや劣ります。

どちらにするかは慎重に検討したほうがいいですね。

 

一条工務店のルーフガーデンは、一階の掃き出し窓とは違い、床面と同じ高さにサッシが付けられているわけではありません。

これが一階の掃き出し窓です。

これがルーフガーデンの窓です。

ルーフガーデンには、室内から見て280mmの高さの段ができます。部屋からルーフガーデンに出るには、この段を乗り越えていかなければなりません。ルーフガーデンから室内に戻るときも、段を乗り越える必要が出てきます。

これはバルコニーも同様です。少しだけストレスを感じる部分ですね。

しかしこれはやむを得ないことなのです。

二階の床は、普通の部屋でもルーフガーデンでも、根太という木材の上に作られます。

根太の上に板を貼るだけの普通の部屋に比べて、厚いタイルユニットが置かれるルーフガーデンでは、床の高さが違います。

この厚いユニットが、ルーフガーデンの設置スペースに置かれることになります。

床板を貼るだけと、下画像の物を置くのでは、高さがまったく違うことがわかってもらえるでしょうか?

そのため二階の床の高よりも、ルーフガーデンの方が高くなり、段差が生じるのです。

 

床はタイルかWPCが選べます。

わが家はタイルにしましたが、WPCの方がいいと言われることが多いようですね。

調べてみると、確かにWPCの方がメリットも多いかもしれません。

わが家ではタイルにしましたが、WPCの床を経験したことがないので、その良さがあまりわかりません。

タイルの良さは、掃除がしやすいことです。それ以外は、WPCの方が優れているのではないでしょうか?

ただしわが家の場合は、ルーフガーデンで家庭内菜園を行っています。

作物の葉が大量に床に落ちます。

また土を入れ替えたり、ふるいを掛けたりするときに、土がこぼれます。このような状態だと、WPCでは隙間に葉が入り込んで除去するのに苦労するでしょうし、土がWPCを敷いた下にたまるので、掃除するのも大変です。

家庭内菜園を考えている方は、タイルの方が間違いなくいいですよ。

 

一条工務店のルーフガーデンは、FRPで形を作ってそれを埋め込み、で防水するやり方です。

この方式はコストがかからないので採用されることが多いようです。FRPは割れやすいので、重すぎる物を載せた場合は破損することがあるかもしれませんが、常識範囲内なら問題ないでしょう。

ただし地震が来て家が歪むほど揺れた場合は、FRPも割れてしまう可能性はあります。

わが家で取り付けたもの紹介

洗濯物を干す可能性があったので、ホスクリーンLKLという物干し金具を取り付けてあります。

これは上にはね上げることもできます。

一階の洗面所に洗濯機があり、ルーフガーデンの物干し金具まではとても遠いです。そのためここに物を干すことはほとんどありません。

しかしこのルーフガーデンは、周りからは何が干されているのかほとんど見えませんから、ご家庭よっては便利に使える場合もあるでしょう。

絶対に物は干さないという方も、付けておくことをおすすめします。

夏に子供用プールを使って遊ばせる時、シートをこのホスクリーンに結び付けて使えました。またゴーヤの栽培をするためのネットもこのホスクリーンを使って張っています。

今後はこの金具にライトを取り付けて、夜でも明るくできるように考える予定です。

わが家にとってはルーフガーデンの物干し金具は、あってよかったアイテムです。

コンセント

コンセントは2ヶ所に付けています。

一箇所は物干し金具の横です。先ほど触れたように、この位置に後付けでライトを付ける予定だったため、コンセントを付けました。

もう1ヶ所は、主寝室側の低い位置に付けました。

これはホットプレートなどの調理器具が使えるように付けました。

家側の最も床面が高い位置に付けています。この位置に立って、水を放水してルーフガーデンの床を掃除します。

最も高い位置であれば、その場から水を流すため、コンセントに水がかかりにくくなります。

水栓

水栓は絶対にあった方がいいです。床を掃除するのも、水を流してあっという間に終わります。

ルーフガーデンで木花を育てる場合や、プランターを使って家庭内菜園を行う場合も、簡単に水をあげることができます。

そのほか家の中にある水栓で洗いにくいものなども、ルーフガーデンに水栓があれば、ここで洗うことができます。

水栓の高さはわが家では650mmにしてあります。

このくらいの高さが、使いやすいです。

水栓はコネクタが付いています。同じ規格の延長ホースなどをつなげることができます。

ルーフガーデンの使い方

プールで水遊び

わが子が2歳の時から、ルーフガーデンに子供用プールを置いて、水遊びをさせています。

まわりからまったく見えないので、安心して遊ばせられます。

小さなお子さんがいる家庭では、ルーフガーデンの大きさに合わせた子供用プールを探してみましょう。

妻と「大きなプールをルーフガーデンに置いたらどうか」ということを考えたことがあります。

子供が泳げるくらいの大きなプールをルーフガーデンに置けば、水はたくさん必要ですが、子供の水泳の練習になると思ったのです。

しかしこれは実に無謀なことだと気づきました。

水は重いです。一般住宅の耐荷重は、1㎡当たり、180kgです。1m×1mのプールの場合、20cmまで水を貯めると、200kgになって耐荷重をオーバーします。

大型のプールに水を30~40cmまで入れたら、家がつぶれます。

このことに気付かずにルーフガーデンに大型のプールを置こうと考えたのは、今になっては笑い話です。

家庭内菜園

先ほど少し触れていますが、わが家のルーフガーデンでは、2年連続でゴーヤを栽培しています。

バーコラや物干し金具を利用してネットを張り、プランターで栽培ができます。

ルーフガーデンで野菜を作ることが、今では私の楽しみの一つになっています。

ルーフガーデンの注意点

床は平らではない

ルーフガーデンの床は、平らではありません。

水が流れなければなりませんから、スロープになっている必要があります。

大きさにもよると思いますが、わが家のルーフガーデンは中央が高くなっています。

このためテーブルを置いた場合、場所によっては不安定になることがあります。

三つ足のテーブルを使えば問題ありません。

黒のタイルは熱い

ルーフガーデンのタイルは、汚れが目立たないように濃色の・・を選ぶ人が多いようです。わが家でも・・のタイルにしています。

このタイルは夏には日光を吸収して、とても熱くなります。素足で歩くことは絶対にできないレベルです。

いつでも素足で遊びに出られるわけではないことを考えておく必要があります。

わが家は安いサンダルを置きっぱなしにしています。サンダルは日光で劣化してしまうので、1シーズン使い切りの感覚で使っています。

まとめ

以上、わが家のルーフガーデンを紹介しました。

ルーフガーデンを付ける場合には、考えることがたくさんあります。それらをまとめたルーフバルコニーのメリットとデメリット、付ける場合の注意点はあるの?という記事がありますので、ぜひご覧ください。

上空から見たルーフガーデンのある家
ルーフバルコニーのメリットとデメリット、付ける場合の注意点はあるの?

わが家では7畳の広さのルーフバルコニーがあります。 ルーフバルコニーのある家が魅力的に感じる人も多いと思います。しかし広いルーフバルコニーを付ける人は、ほとんどいないようです。 広いルーフバルコニーを ...

続きを見る

 

-i-smart検討ポイント

Copyright© ゆとらいむ 家づくりと暮らしweb , 2024 All Rights Reserved.