家の外壁に取り付ける野外コンセントは、外構照明の電源にしたり車の洗車に高圧洗浄機を使ったりするとき、とても便利に使えます。
屋外コンセントの用途や、取り付け時の注意点について紹介します。
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屋外コンセントの用途
まずは野外コンセントがあると、どのような場面で便利なのか紹介します。
高圧洗浄機で車や家を洗浄する
我が家では高圧洗浄機のケルヒャーを購入して使っています。これを使うのに、屋外コンセントがあるととても便利なのです。
室内からドアや窓を開けて電源を取らなくても、家の外壁から簡単に電源が取れます。
冬には窓やドアを開けると冷気が家の中に入って寒いですし、夏には蚊などの虫が家の中に入り込んでしまいます。野外コンセントがあれば、そのような心配は不要です。
コンセントの抜き差しも容易ですし、室内から電源を取るよりもコンセントからの距離が短くなるため、延長コードで繋げる必要がなくなることもあります。
外構照明を付ける
家を建てる時には外構照明を付けることなど考えないかもしれませんが、家で生活していくうちに、家の外に照明を付けたいと考えることがあるかもしれません。
そのような時でも、屋外コンセントがあれば、後から外構照明を付けることができます。
我が家では屋外に付けたコンセントから電源を取り、自分で外構照明を付けました 。
ガーデンライト(エクステリア照明)を自分で簡単に取り付ける方法という記事を書いています。ぜひご覧ください。
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庭で食事会
庭で食事会をする時の照明や電気調理器具が、簡単に使えます。
屋外コンセントがないと、家の中から電気コードを引っ張ってこなければなりません。
これは面倒ですし窓を少し開けてコードを通さなければなりません。
庭でホームパーティーをする場合は、屋外コンセントがあるととても便利です。
クリスマスツリーを玄関における
クリスマスツリーを、玄関ポーチに置いて照明で飾ることができます。これはいいですよ。
夜に帰宅した時も、玄関ポーチでクリスマスツリーが光り輝いていると、暖かい気持ちにさせてくれます。きっと子供も喜んでくれるでしょう。
生ごみ処理機を使う
熱乾燥式の生ごみ処理機を使う場合、外部コンセントが必要です。我が家の勝手口に付けた屋外コンセントは、生ごみ処理機を使うことを目的として付けました。
屋外コンセントの種類
一般的な100Ⅴコンセント
100Ⅴコンセントでは、パナソニックのWK4602SK がお勧めです。外観的にもおしゃれですし、防水になっており機能的にも問題ありません。
価格もそれほど高くありません。
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ガーデンライト用コンセント
ガーデンライト用には、夜になると明るさを感知して電源の入るコンセントがあります。パナソニックのWH5353AKPです。
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このコンセントは、暗くなると電源が入り、電源が入ってから、設定した時間が経過すると自動的に電源が切れるものです。
ガーデンライトを付けた場合、主導のスイッチでは付け忘れや消し忘れが絶対に起こります。このコンセントを付けておけば、付け忘れも消し忘れもありません。
絶対に外構でガーデンライトを付けると決めている場合は、このコンセントを付けておくことをお勧めします。
屋外コンセントの高さ
室内のコンセントは、コンセントに差した電源コードが邪魔になることを考えて、300mmくらいの高さに付けられることがほとんどです。
その感覚で野外コンセントの高さを決めると、使いにくいものになるため注意が必要です。
屋外コンセントは、防水のことを考えて差込口が下に向かって付けられています。そのためプラグを差し込むときに、下から差し込むことになります。しかも普通に立っていたら差込口が見えません。
室内のコンセントは、壁に面した形で付けられていますし、差込口も見えますから低くてもストレスなく使うことができます。しかし屋外コンセントは、カバーに覆われて差込口が見えない上に下向きになっているため、下からコンセントを覗きこまないと、差し込むことが難しいのです。
このためあまり低い位置にコンセントを付けると、差し込むときに面倒でストレスを感じることになりかねません。
屋外コンセントは、地面から1mくらいの高さに設定するといいでしょう。
屋外コンセントを付ける場所は、しっかり検討が必要です。何のために付けるのか明確にして、使おうとしても遠すぎて使いにくいということを避けたいものです。
屋外コンセントの場所
我が家では、野外コンセントは4つ付けました。
我が家のコンセント位置紹介
①ホームパーティー用
②車の洗車用
③ガーデンライト用
④生ごみ処理機用
ちょっとつけすぎかもしれませんが、後から野外コンセントを付けるのはとても大変です。後で後悔しなくてもいいように、たくさん付けました。
高圧洗浄機ケルヒャーで家中の窓を掃除した時、この4つのコンセントが大活躍してくれました。延長コードなしで、家中すべての窓を掃除することができたのです。
室内のコンセントも、欲しいと思った場所には躊躇わずに付けまくったのですが、その考えは野外コンセントも同様でした。
コンセントは室内も室外も、欲しいと思ったところには付けてしまった方が、後で後悔することがありません。
一つ付けても1万程度の金額ですから、思い切ってたくさん付けてしまうことをお勧めします。
室内コンセントについての考察が以下のリンク先にあります。興味のある方はご覧ください。
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