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家の知識

家づくりのアドバイス  自由な発想で理想の家を考える

一条工務店のi-smartで建てた我が家は、上空から見ても四角ではありません。

上空から見た家

土地があまり広くない場合、土地を有効利用するためには、四角の家が有利です。家を四角にして、その家を土地の隅に置けば、庭が広く使えます。しかし我が家では、四角ではない家を作るうえで、土地も有効活用できるように考えました。

我が家の家の形状と、土地の使い方について紹介します。

四角の家が多い理由

多くの場合、土地は四角の形をしています。そのため家も四角にすると、有効に土地を使うことができます。

下図のように変形した家を建てた場合、あまり使い道のないスペースができてしまうことで、庭が狭くなってしまいます。

また、多くの工務店やハウスメーカーでは、壁の数が多くなると、建築費用が上がります。四角の家は壁が4枚だけですが、わが家の場合は壁が9枚にもなります。

建築費用を下げるためにも、壁の枚数は少なくしたいと考える人が多く、四角の家が多くなるのです。

四角の家にこだわらなければ、間取りは自由になりやすい

ここが一番のポイントです。外周が四角の家ではなくてもいいと考えれば、間取りを考える時の自由度は上がります。多くの場合、間取りを決めるのは建築会社側で、施主(客)側で間取りの基本形まですべて自分で考える人はほとんどいないと思われます。

私は自分で間取りすべてを考えたのでよくわかりますが、家は四角だという概念に捉われたら、素人が間取りを作るのはとても大変です。私は家が四角でなくてもいいと考えたため、間取りを自分で作ることが可能になったのです。

まずは一階の間取りを決めますが、その時に「自分の好きなレイアウトで間取りを考える」ことができます。

このことで長方形でとても使いやすくて居心地のいいLDKを作ることができました。これは四角の家を作るという概念があれば、絶対にできなかったものなのです。

四角な家を作るという概念を取り払えば、間取りは自由になり、住みやすい家を作ることができるのです。

四角くない家は動線がよくスムーズに移動できる

家が四角くない利点として、動線が良くなることが挙げられます。

外壁の壁の位置が決められてしまうと、その中に部屋を無理やり詰め込むことになります。すると余計な壁ができることもあり、隣の部屋に行くのに壁のために大回りする必要が出る場合があります。

家が四角であるという概念を取り払うと、動線のいい家になることが多いのです。

四角くない家は、土地をうまく使えない

四角でない家のデメリットとして、先ほども説明した通り、四角くない家は土地をうまく使えないパターンが多いです。自分の街を歩いて、いろいろな家を観察してみてください。大きな土地に建てられた家は、四角の家でないことが多いです。土地を有効活用しなくても、土地が広くて余っているので気にならないからです。

しかし狭い土地に建てられた家は、空いた土地を有効活用したいので、少しでもデッドスペースができないようにしたいため、四角の家が多いのです。

我が家の間取り

我が家では四角でない家を建てましたが、土地が広いのでしょうか? いえ、決して広い土地ではありません。家を建てる時は、絶対に土地を有効活用したいと思っていました。

しかし我が家は四角ではないので中途半端なスペースができています。下画像をご覧ください。

上空から見た家

これでは土地が有効活用できないのではないかと思われた方がいるかもしれません。しかしやり方によっては、土地を有効活用できるのです。

デッドスペースを有効活用

我が家では上画像のとおり、中途半端なスペースができていますが、このスペースも有効活用することは、最初から考えていました。

このスペースは駐車場にしました。そして家には駐車場に出られる勝手口が付けてあります。

駐車場スペースは3台分は必要で、ちょうど中型車が一台停められるスペースを作れたので、土地を無駄にしていません。

駐車場に使えるスペースを確保して、家の間取りを決めました。

ウッドデッキを考えたスペース

奥にも引っ込んだスペースができていますが、ここはウッドデッキを付けることも考えています。

上空から見た家

実測で幅3.2mあまりのスペースは、ウッドデッキにはちょうどいいスペースだと思っています。

間取りを考える時にとても大切なこと

家はハウスメーカーの設計士さんが、間取りを考えてくれます。我が家でも私が自分で間取りを考えなくても、一条工務店の設計士さんが、すべて間取りを考えて図面を作ってくれたでしょう。

しかしもし一条工務店の設計士さんに間取りをすべて任せていたら、自由な発想で使いやすい家は出来なかったかもしれません。もしそうなったとしても、それは設計士さんが悪いわけではなく、仕方がないことなのです。

とても大切なことですが、一条工務店との間取り打ち合わせは、期間にして・・ヶ月だけしかありません。間取りを決めて打ち合わせが進んだところで、どうしてもその間取りが気に入らなくなり、最初から間取りを考え直すことがあったとします。するとそこまでやって来たことはすべて無駄になり、予定の3ヶ月間で間取りが完成する予定が、大きく後ろにずれ込むことになります。

こうなると設計士さんや営業さんの予定が大きく狂うことになり、歓迎する事態ではありません。そのため設計士さんは、「はまればとてもいい家になるが、もしうまくいかなかったら途中でやり直しになるかもしれない」というようなリスクが存在する状態では、家づくりはしないと思います。

そのためあまり一般的な形状ではない家の図面を提示することは、あまりないのでしょう。

素人ながらも私が自分で一から間取りを作ることができたのは、家の形状にこだわらなかったからです。

私は間取りについて、持論があります。

まず土地の使い方を考えずに、自分のベストと考えられる間取りを作ります。四角にならないことが多いでしょう。そのあとにその間取りを土地に当てはめて、有効に使うことができるかどうかを考えるという方法がベストだと考えています。

もし自由な発想で使いやすいように作った間取りがハウスメーカーに採用されて、土地との兼ね合いもうまくいったら最高だと思いませんか?

一度自分で、本当に作りたい間取りの図面を書いてみましょう。

ハウスメーカーの設計士さんに間取り作成をすべてを任せた家に住んで、不満点が出てきた場合は後悔すると思います。

しかし自分で間取りを作ろうと頑張った結果、うまくいかなかったのならば仕方がないと納得できるのではないでしょうか。

私は間取り作成ソフトで間取りを作りました。パソコンが普通に使える方なら、それほど苦労せずに使えるようになります。

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もし間取りを自分で考えてみようと思われた方は、間取り作成についての過去記事があります。もしよろしければご覧ください。

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