子供の動画や画像の保存方法は、何にすればいいのか誰もが考えることと思います。私はハードディスク(HDD)に保存することを選択しました。
ただしどんなところに保管するにも、破損などでデータを失うリスクがあります。私の知り合いでも、ハードディスクに子供のデータをすべて入れていたのですが、それが壊れてすべてを失った人がいます。
データを失うことなく保存するには、どのような形で行うことがベストなのでしょうか?
わが家でハードディスクにデータを保管することにした理由と、限りなくデータすべてを失う可能性が少ない方法について、紹介していきます。
目次 (クリックで飛べます)
増大していく画像や動画データをどのように保存する?
私は子供の写真や動画を撮ることが楽しくて、データの容量が膨れ上がっています。妻もわが子の記録を残すのが大好きです。そんなことからわが家では夫婦ともにカメラ性能のいいスマートホンのHUAWEI P30 Pro HW-02Lを購入し、さらにアクションカメラのGoPro HERO 8 BLACKを買いました。これで画像や動画の撮影に、いっそう拍車がかかることになりました。
ここまで撮りためたデータも膨大なものになりますが、これからもデータが溜まり続けることを考えると、データ保存の方法を考えなければなりません。
ハードディスクに保存する
ハードディスクに保存するのはいい方法です。メモリなどに保存する方法もありますが、大容量のメモリは高価ですし、致命的な欠点は静電気などによりデータが一瞬で消えてしまう可能性があることです。
そこでハードディスクにデータを保存する方法を、わが家では選ぶことにしました。
ハードディスク1台だけでデータを保存すると、それが壊れた時にデータをすべて失います。そこで私は、2台のハードディスクに同じデータを保管することにしています。
現在は1Tバイトのポータブルハードディスク2台に、同じデータを保存しています。これらが容量いっぱいになってしまったため、新しい大容量のハードディスクを購入することにしました。
ハードディスクに安全にデータを保存するには、RIDE(ライド)を使うことがベストだと思っている方が多いのではないでしょうか。
RIDEとは、2台以上のハードディスクに書き込みを行うことで、1台が壊れてももう1台からデータが取り出せます。ハードディスクはいつか壊れる物ですから、RIDEを使ってデータを保存しておけば、いざという時に安心です。
RIDEのメリットは、1TBのハードディスクを2台使った場合、RIDEのバージョンによっては、1.5TBの容量を使えることです。そして2台のうち1台が壊れても、すべてのデータをもう1台のハードディスクから取り出すことができます。
しかしコンピューターのシステムファイルをRIDEで運用するのはいいのでしょうが、画像や動画の保管庫として使う場合、RIDEはあまりいいものではありません。
RIDEを使っていると、先ほど触れたように1台が壊れても普通に使えてしまいます。これはメリットでもあるのですが、デメリットもあります。1台のハードディスクが壊れていることに気付かない場合があるのです。
そして2台目が壊れて初めて異常に気付くのです。その時にはデータのすべてを失ってしまいます。
このようなことがあるため、私はハードディスクを2台購入し、RIDEを使わずにバックアップすることにしました。
これでハードディスクが1台壊れても、もう1台同じデータを持ったハードディスクがあるので安心です。
ハードディスクの種類
ハードディスクはどんな物でもいいわけではありません。種類や転送速度も違うので、しっかり知識を持ったうえで選ばなければなりません。
- 2.5インチポータブルハードディスク
- 3.5インチ内蔵ハードディスク
- 3.5インチ外付けハードディスク
2.5インチホータブルハードディスク
持ち運びに便利な、小型のハードディスクです。USBコネクタにケーブル一本で接続できるので、とても手軽に使えます。
データが多くないのであれば、2.5インチポータブルハードディスクが便利でしょう。
ただし3.5インチのハードディスクに比べると、容量は小さくなり、割高になります。
私の場合は2.5インチポータブルハードディスクでは、容量が足りませんでした。
3.5インチ内蔵ハードディスク
これはディスクトップパソコンの中に内蔵するためのハードディスクです。S-ATAでの接続のためUSBでは接続できないため、ノートパソコンでは外付けとして簡単に使えないので注意が必要です。
3.5インチ外付けハードディスク
USBで接続可能な、外付けハードディスクです。
3.5インチハードディスクは、2.5インチのハードディスクと違い、駆動電力も大きいので、USB接続だけでは必要な電力を確保できません。そのためUSBケーブルとは別に、電源ケーブルから電力を供給しなければなりません。
ほとんどの製品で、USB3.1ケーブルと、電源用ケーブルが付属しています。
画像や動画のデータ保管用で使用するのなら、3.5インチ外付けハードディスクが便利です。
ハードディスクの選択と接続
わが家ではハードディスクは、バッファローHD-EDS6U3-BC を選びました。
6TBで12,000円ほどの値段です。2021年時点では、これがベストの選択でした。
この機種は安価ですが、レビューの一部には「壊れやすい」としている人がいます。
わが家での使用方法は、バックアップ時だけ電源を入れてパソコンに接続する使い方ですから常時動きっぱなしではありません。極端に稼働率は低いですから、壊れることはまずないと考えています。
バッファローHD-EDS6U3-BCレビュー
本体は黒で、飾りはありません。無骨ですが、見せるものではないので、これで満足しています。
大きさは21.7 x 21.4 x 7.5 cmで、むき出しの3.5インチハードディスクに対し、やや大きくなります。
重さは1.06 Kgです。
このハードディスクは電源とUSB3.0対応のケーブルが必要です。
バッファローHD-EDS6U3-BCには同梱されているので、別途購入する必要はありません。
本体の後ろ側に、電源ケーブルの差込口と、USBコネクタがあります。ケーブルを差し込むと以下の画像のようになります。
このハードディスクは、私の使っている環境では、転送速度が最大で135MBでした。(画像では134MB)
充分速いので、快適に使えています。
使い終わるとパソコンから切り離すことになりますが、電源ケーブルとUSBケーブルの両方を抜くのは面倒です。
私は電源ケーブルは挿したままにしておき、USBケーブルだけ抜いています。USBより信号が来ない限り、ハードディスクのディスクは回転しません。電源も落ちていますので、ケーブルが接続されたままでも問題ないでしょう。
音はほぼ無音に近いです。
私の用途では、バックアップ時だけの可動なので、音が大きくても気にならないですが、常時接続される方でも、この静かさなら文句はないと思います。
ケーブル同梱でフォーマットもされているため、箱から取り出してそのまま使えます。
転送速度も充分で、音も静かですから、購入しても快適に使えること間違いなしです。
【広告】