玄関の照明をセンサースイッチにする家庭が増えています。わが家でも玄関の照明は、センサースイッチで自動点灯させています。
これはとても快適で大満足しています。
玄関の照明は、センサーを天井に付けずに壁に付ける方が便利です。その理由をまとめました。
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玄関の照明をセンサースイッチに
玄関の照明は、センサースイッチにしましょう。近年建てられる家の玄関は、ほとんどがセンサースイッチで点灯するようになっていることが多いです。
センサーは人体感知センサーです。人の出す熱を感知して、スイッチを入れます。この感知精度はとても高く、人が来たのに感知しなかったとか、人がいないのにスイッチが入ったなどの誤作動は、私は今の家に入居してからの3年間で、一度も経験したことがありません。
夜に帰宅した時、照明のスイッチを自分で入れることなく明るいことは、とても快適に感じます。
私の実家はスイッチが上り口の奥にありました。この場合は帰宅した人が暗い状態で靴を脱いで上がることになります。これを避けるために実家では、玄関の照明を点けっぱなしにしていました。これは少々電気の無駄であり、エコではありませんでした。
しかしセンサースイッチにすると、玄関ドアを開けた時にはパッと玄関ホールの照明が点灯します。
必要な時にだけ確実に明るさを得ることができるのです。
玄関照明のセンサーについて
玄関照明のセンサーは、大きく二つに分けられます。
1)センサー付き照明を使う
照明にセンサーが付いているものが発売されています。
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このようなセンサー付き照明は、天井に取り付けるだけで特別なスイッチも必要ありません。
手軽ですしそれほど高価な物ではありませんから、玄関の照明にはよく使われています。
2)壁にセンサースイッチを付ける
壁にセンサーを付けて、そこで人を感知すると照明が点灯するというやり方です。
スイッチが一つ余計に必要になり、工事の手間もかかります。壁にスイッチが付くことで、スマートさも失われると考える人もいます。
そのような理由で、天井にセンサー付き照明を付ける方が主流になっているため。あまり使われない方法です。
壁センサーをおすすめ
わが家では天井のセンサーライトは採用せず、天井には普通のダウンライトを付けておき、壁にセンサースイッチを付けました。
これが大正解でした。壁にセンサースイッチを付けることを強くお勧めします。
理由は以下です。
入り切りができる
天井にセンサースイッチがある場合、手動で点灯や消灯ができません。
自由に転倒や消灯をすることは、意外に頻度が多いのです。
人が寝ているために家の中を明るくしたくない場合、人が来ると必ず自動で照明が点灯してしまうことは、とても煩わしてことです。
天井のセンサースイッチを切る方法はありません。玄関ホールに人が来た場合、確実に照明は点灯します。
わが家では2歳の子供を19:00には寝かしつけていましたが、この時には子供の寝ている1階の照明をすべて消します。
その時に玄関ホールを通るたびに玄関の照明がついてしまうことは、歓迎できることではありません。
わが家では壁にセンサースイッチがあるので、簡単にセンサースイッチを無効にすることができます。子供が寝ているときに玄関ホールを通っても、照明が点灯することはありません。
また来客があった時、玄関で話し込むことはないでしょうか?
そのような場合、人があまり動かないと、センサースイッチは決められた時間蚊来ると消灯してしまいます。そうなると手を振るなどしてセンサーに人を感知させ、再点灯させなければなりません。これもとても煩わしいです。
わが家ではこのような場合、あらかじめセンサースイッチを切り替えて連続点灯にしています。このことで来客時に突然照明が切れることがなくなります。
これは天井にセンサーライトを付けたら絶対にできないことです。手の届く壁に、センサースイッチがあるからできることです。
作業中に照明が切れる
夜に玄関で自転車の修理をする時なども、あまり動きがないと、センサー照明は自動消灯してしまいます。
このような場合にも、連続点灯に切り替えることで、ずっと点灯させることができます。
点灯時間をすぐに変えられる
センサースイッチはセンサーが感知してから、点灯し続ける時間が決められます。その間に再度センサーが人を感知すれば、照明の転倒は続くのですが、人の動きが少ないとセンサーは感知してくれず、勝手に消灯してしまいます。
このようなことを避けるため、点灯し続ける時間を決めることができます。
これは天井のセンサーライトでも壁のセンサースイッチでも、どちらも設定方法は簡単です。
もし時間設定を変更したい場合、壁のセンサースイッチなら簡単に手が届きます。しかし天井のセンサーライトは、脚立などに登らないと、手が届きません。これがとても煩わしいです。
点灯時間は一度設定したら簡単には変更しないことですが、したい場合に簡単にできる壁のセンサースイッチが、とても便利です。
壁のセンサースイッチまとめ
壁にセンサースイッチを取り付け、それで天井のダウンライトを点灯させる方法は、天井にセンサーライトを付けるよりもメリットが多くあります。
わが家ではこれで正解だったと思っていますが、デメリットもあります。
壁のセンサースイッチデメリット
余計な費用が掛かる
先ほども少し触れましたが、天井にセンサーライトを付ける場合は、天井に配線をするだけで済みます。しかし天井にダウンライトを取り付け、それをコントロールするセンサースイッチを別に付けた場合、余計な電気配線をすることになり、費用が余計に掛かります。
かかる費用はハウスメーカーにより違いますが、スイッチ代金を含めると、最低でも15,000円以上にはなるでしょう。
余計に費用が掛かることが、デメリットの一つです。
ドアが開いていると反応してしまう
壁にセンサースイッチを付けた場合、隣の部屋との仕切りになっているドアが開いていると、反応して照明が点灯してしまうことがあります。
天井にセンサーライトを付けても同様のことが起きる可能性はありますが、天井の方が高い位置にあるので人から距離が離れることが多く、隣の部屋にいる人に反応する確率は低いでしょう。
わが家の場合はダウンライトは玄関土間にありますから、その位置だとリビングにいる人を感知して照明が点灯することは絶対にありません。
照明に人体感知センサーが付いていても、LDKのドアから見ることはほとんどできない位置の上に、距離が遠くなるので反応はしないと思われます。
しかし壁のセンサースイッチの場合、リビングのドアの真正面にセンサースイッチがあるため、簡単に反応してしまうのです。
このように間取りによっては、壁のセンサースイッチは、隣の部屋の人の動きを感知してしまうことがあります。
センサースイッチを付ける位置には注意してください。
まとめ
以上、玄関照明はセンサーライトではなく、壁にセンサースイッチを付けて照明を点けることをおすすめさせていただきました。
ただし間取りによって、センサーライトの方がセンサースイッチよりも適していることがあるかもしれません。ご自分の家の間取りを考えて、ベストな方法を選んでくださいね。