2.5インチのポータブルハードディスク(以下HDD)が安くなっていますので、わが家では動画編集作業用に1台購入しました。
CANVIO HD-TPA4U3-Bというハードディスクで、4GBもの容量があります。
速度は速いし容量もあるので、撮りためた動画を編集用にまとめておくには最適です。
データの保管用に、持ち運べる2.5インチHDDを購入してみてはいかがでしょうか。
データ保管用のHDD
私たち夫婦は子供の記録を残すのが大好きです。わが子が幼児期は、動画撮影は家庭用ビデオカメラで行うのが主でした。その後動画もきれいに撮れるスマートホンを購入し、Goproを購入したところ動画撮影の頻度が大きく上がりました。
その動画を趣味でYoutubeに投稿するようになると、動画を保存するためのHDDが欲しくなりました。
わが家で使っているパソコンはノートパソコンなので、HDDを内蔵できません。USBで外付けすることになります。
動画編集用のデータ保存のため、ポータブルHDDを購入してみました。
HDDは2.5インチと3.5インチの物があります。ディスクトップパソコンには3.5インチの物が内蔵されていることが多く、ノートパソコンには2.5インチの物が内蔵されています。
ノートパソコンはほとんどの場合、HDDを内部に増設することができません。そのためUSBに繋いで使うポータブルタイプを使うことが一般的です。
ディスクトップパソコンではなくノートパソコンでも、持ち歩かず決められた場所で使う場合は、HDDは大きな3.5インチを使っても問題ないことも多いです。
ノートパソコンを持ち運ぶ機会がある場合や、手軽にHDDを接続したり外したりしたい場合は、2.5インチのHDDを使用するのが適しています。
大きさには2.5インチと3.5インチでは、大きな違いがあります。
大きさは78x19.5x109 mmで、同時期に購入した3.5インチのHD-EDS6U3-BCは114x33x171 mmで、二回りほど大きさが違います。
重量も約206gと約900gで、大きく違います。
小さいためもち運びも簡単にできますし、接続する場合は２．５インチのHDDがかなり便利です。2.5インチのHDDは、パソコン本体のUSBとケーブルで接続するだけで、電力も賄えるからです。
3.5インチはデータの転送用にUSBケーブルを接続しますが、使用電力が大きいため、別に電源ケーブルから電力を供給しなければ使えません。つまり２本のケーブルの接続が必要になります。頻繁に抜き差しする場合は、かなり煩わしいです。
しかし2.5インチのHDDは、バスパワーで駆動が可能です。USBケーブルを繋ぐだけで、電力まで供給できるのです。ケーブルは１本だけで済みます。
2.5インチHDDは、小型のため持ち運びが便利なうえに、ケーブルも１本だけなのでとても使い勝手がいいのです。
2.5インチHDDの欠点
使い勝手のいい2.5インチHDDですが、欠点もあります。
小型のため、容量が3.5インチよりも少なくなります。同じ容量の物を購入しても、2.5インチの方がかなり割高になります。
しかし私が購入したCANVIO HD-TPA4U3-Bは、4TBで12,000円程の値段でした。この値段ならば3.5インチの物と、大きな差がありませんでした。
CANVIO HD-TPA4U3-Bレビュー
大きさは前述したとおり、78x19.5x109 mmです。重さは約206gです。
スマートホンHUAWEI P30 Pro HW-02Lとの大きさ比較です。大きい印象はありません。
転送スピードですが、私の使っている環境では、USB3.0で平均的に読み出しには140MB/s 書き込みでも120MB/sくらいの速度が出ています。最大で書き込み140MB/s出ますが、80MB/sくらいのこともあります。これは元データの読み出し速度に問題がありそうですね。
外付けHDDの中には、大きなデータを転送していると、途中でスピードが激減する物があります。しかしこのCANVIO HD-TPA4U3-Bは、100GBくらいのデータを一気に転送しましたが、速度の低下はありませんでした。
音はとても静かで、駆動していることがわからないくらいです。駆動中の熱は、本体に触るとほんのりと温かいくらいです。まったく問題ありません。
今まで使っていたHDDは、駆動音で書き込みや読み込みが行われていることが判別できました。
しかしこのCANVIO HD-TPA4U3-Bは、ほとんど無音なので書き込みや読み込みが音ではわかりません。
表面にある青色のインジケーターが、駆動中には点滅しますので、それで判断できます。
最初からNTFSフォーマット済みのため、購入したらすぐに使えます。
このCANVIO HD-TPA4U3-Bの評判を見ると、駆動しないという書き込みを見ることがあります。
これはどうやらUSBの電力供給が足りないことが原因のようです。
わが家の環境ではこのHDDが動かないことありませんでした。
外付けHDD使用上の注意点
外付けHDDは、駆動中に動かすことがあるかもしれません。しかし駆動中は触らない方がいいのです。HDDはディスクに触れた針により、書き込んだデータを読み取っているのですが、読み込み中に振動を与えると、読み取りの針によりディスクに傷が付きます。場合によっては傷がついた部分が読み込めなくなってしまいます。
これは多くの人が知識として持っていると思いますが、それでもHDD内臓のノートパソコンや、ポータブルHDDをラフに扱う人を多く見かけます。寿命を延ばしたいのであれば、慎重すぎるくらい丁寧に、HDDは扱うことをおすすめします。
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