一条工務店i-smartに、アクセントクロスを入れてみました。
アクセントクロスとは、絵の描かれた壁紙のことです。普通の白い壁紙だと味気ないイメージは拭えませんが、アクセントクロスは壁全体をアートで彩ってくれます。
サンゲツのクロス(壁紙)を貼るハウスメーカーが多いですが、サンゲツのアクセントクロスは、たくさんの種類があります。
我が家ではオープンステアとから二階まで続く北側の壁一面を、アクセントクロスにしました。
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我が家のアクセントクロス紹介
アクセントクロスは石を積み上げたように見えるものを選びました。サンゲツの品番ではFE-1234です。
これが室内全体の雰囲気を引き締め、とてもいい仕上がりになっています。
我が家では玄関と二階廊下の北側壁は、すべてアクセントクロスにしてあります。我が家のような石の組み合わせを描いたアクセントクロスは、貼るのなら壁一面にするのがお勧めです。
途中でアクセントクロスが白い普通のクロスに変わると、違和感が出てしまうという説明を受けました。我が家では玄関の正面の壁と吹き抜けの一面、そしてそこから続く二階の廊下まですべてアクセントクロスになっています。
アクセントクロスを採用した理由
アクセントクロスは設計士さんのお勧めで採用しました。
まったくアクセントクロスについての知識がなかったので、最初に話を聞いた時は、採用をしないほうがいいのではないかと考えてしまいました。
「新築の家の中は真っ白で明るい家が当たり前になっている。アクセントクロスを使うと絵が入る分、白よりも暗いクロスになり、明るさが失われるのではないか」と思ったのです。
しかも採用を勧められている場所は、家の顔である玄関の正面の壁一面でした。玄関正面の壁一面ですから、家内部のイメージが、このアクセントクロスですべて決まってしまうと言ってもいいくらいの存在感になるわけです。
デザインや色で冒険するのがあまり好きではない私は、アクセントクロスにすることについてはあまり肯定的ではありませんでした。
しかし私は結局アクセントクロスを採用しました。
最終打ち合わせの時、担当の設計士さんもとても忙しくて、わずかの空いた時間を私との打ち合わせに割いてくれました。
すぐに別の仕事に行きたいくらいに忙しそうだったのに、私のためにアクセントクロスを紹介してくれたのです。私はそこまでの打ち合わせで決まった仕様で着手承諾の判を押すつもりでした。
これで設計士さんは任務終了になるわけです。アクセントクロスなど紹介しなくても、そのまま打ち合わせを完了させることができたはずなのです。
それなのに一生懸命アクセントクロスを勧めてくれたのは、私たち家族がもっと満足できる家になるよう考えてくれたことは間違いありません。
その気持ちを受け取ることにしました。「この設計士さんが薦めてくれたものならば、絶対に間違いないだろう」という思いでした。
アクセントクロスについて
入居前の本音
家が出来上がっていく過程で、実は「アクセントクロスはやめておけばよかったかも」と何度も思いました。一生懸命に進めてくれる設計士さんの勢いに押されて採用したのですが、デザインも少し奇抜で派手です。ちょっと冒険し過ぎた感がありました。明るい玄関を目指していましたが、アクセントクロスが入ることで、明るさがわずかでも損なわれるのではないかとも思いました。
入居時の感想
しかし家が完成し、クロスが貼られた状態を見た時の感想は、「これはいい!!」でした。
石を積み上げたようなクロスですから派手すぎるかもしれませんし、家の中も暗くなるかもしれないと思っていました。しかし現物は派手すぎず、室内が暗くなるような印象もまったくありません。ただの白いクロスよりも、絶対にこの方がいいと言い切れます。
もし我が家の南側の壁が普通の白いクロスだったら、殺風景で室内全体のイメージも無味乾燥として寂しいものになっていた可能性が高いです。家族もアクセントクロスを入れたことは大正解だと言ってくれています。
アクセントクロスの値段
アンセントクロスは、サンゲツの高耐久タイプのクロスになります。そのため価格は普通の壁紙よりも高いです。ただし我が家では、アクセントクロスを入れる部分は、もともと高耐久のクロスを入れることを考えていたので、アクセントクロス選択前の価格と同等でした。
一階の壁に採用したサンゲツの高耐久クロスは定価1,090円/㎡ですが、南側の壁に採用したアクセントクロスも定価1,090円/㎡で同価格です。
まとめ
アクセントクロスを採用する方は、まだあまりいないようです。我が家のようよかなり広い範囲をアクセントクロスにすること以外にも、部分的なアクセントクロスの採用は、部屋をおしゃれにしてくれます。壁装飾用のタイルであるエコカラットの代わりとして使う方もいるそうです。
インターネットでもアクセントクロスを採用した実例がたくさん紹介されていますから、探してみてはいかがでしようか。
アクセントクロスはハウスメーカーにあまり採用を薦められることがないかもしれませんが、間取り打ち合わせの時には一度考えてみることをお勧めします。
アクセントクロスの採用については、自分の考えではなく設計さんの勧めるものを信じたわけです。打ち合わせの時、設計士さんを信用して勧められたものは採用すると、私のように入居後に幸福感を得ることができるかもしれませんよ。
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