家の知識

土地探しの注意点  条件だけではわからない、住みやすい土地を見つける方法

土地探しはとても難しいです。いい土地が見つかるまでに何年もかかることもあるようです。

土地探しには労力が必要ですし、見極める力も必要になります。

家を建てて住んでみてから、「こんなはずじゃなかった」と後悔することも少なくありません。

そのようなことにならないよう、私の経験から得た土地探し時の注意点を紹介させていただきますので、是非ご覧ください。

土地探しは不動産とのコンタクトから

緑に囲まれた感じのいい家

土地探しの第一歩は、不動産会社とコンタクトを取ることから始めます。今ではインターネットで簡単な手続きで、自分の希望に合った土地を紹介してもらえます。

私は8つの不動産会社に、希望を伝えて希望に沿った土地が出たら連絡してもらうようにしました。いい情報を得たら、すぐに飛んで行ってまわりの環境を確認しました。

土地探しでは、多くの土地を紹介してもらうために、できる限りたくさんの不動産会社とコンタクトを取ってみましょう。

インターネットで売り土地が紹介されていることもありますが、あまりいい物件は残っていません。

不動産会社は、新しい土地を売り出す場合、会員に優先的に情報を流します。そこで買い手が付かない物件だけが、インターネット上で紹介されているのです。いわゆる残り物ということになります。

いい土地を紹介してもらいたいのでしたら、不動産会社の会員になるなどして、新しい土地を売り出す場合はすぐに情報をもらえるようにしておくことが大切です。

いい土地は競争率も高いです。不動産会社からの土地紹介は、一人だけではなく、同時に大勢の人に情報を送っています。迷っている間に他の人に契約されてしまうこともありますので、迅速な対応が求められることが多いです。

土地探しの注意点

そしていよいよ本題の、土地探しの注意点に入ります。

土地を選ぶ時の注意点は、たくさんあります。

私が体験したことや、調べて気を付けるべきところを述べさせていただきます。

付近の住民

土地探しであった気分の悪い経験です。

希望に近い土地が売り出されたという情報があったので、どんなところなのか見に行きました。するとその土地の隣の主人がすぐに出てきて、威嚇するように睨みつけてきました。そんなことが土地探し中に2回もありました。

この2回はいずれも候補の土地の北側にある家の主人が行ったことです。もし私が売り出されている土地に家を建てた場合、その家が私の建てた家の陰になり、日当たりが著しく悪くなります。出てきた隣家の人にとっては、その土地が売れないほうが都合がいいことは間違いありません。そのため威嚇してきたのでしょう。どちらも人相の悪い中年の男性でした。

しかしそんなことをしても、売り土地であればいつか必ず誰かが購入して、家を建てるものです。毎回同じことを繰り返した場合、それを気にするような繊細で優しい人は逃げてしまい、そんなことを気にしない横柄な人が家を建てることになります。

「他人のことなど気にしない配慮の欠ける人」だけを呼び込み、「繊細で優しい人」を排除するようなフィルターを掛けていることになるのではないでしょうか。自分が損するだけのように私は感じます。

いずれにしろ印象の悪い人の隣に住みたくはありません。よほど気に入った土地ならば我慢するのかもしれませんが、そうでなければそんな土地は買いたくないものです。

私が土地探しをしている時に最も気にしたことは、「近所の住民がどんな人なのか」です。

私のようにまったく知らない他県に家を建てる場合、ご近所さんのことはとても気になりました。

 

私が土地を決めるきっかけとなった例を紹介します。

条件のいい土地が売り出されていると紹介され、まわりの様子を確認しに行った時、ちょうどその土地の隣の家のご主人が、子供を遊ばせるために道路に出てきました。

躊躇うことなくご主人に声を掛け、話を聞いてみました。

「まわりの家の人はみんないい人で、何も問題ない。ただしごみを捨てる場所が遠いので、私は車で捨てに行っている」という話でした。

そのご主人もとてもいい方で、気持ちよく会話ができました。話を聞いた限りでは、ここに家を建てても人の問題はなさそうだなと思ったので、購入する気持ちが大きくなったのです。

威嚇するために出てくるような人に声を掛けるかどうかは別として、購入を検討している土地を見に行った時、ご近所さんが外に出てきたら、声を掛けることをお勧めします。

地盤について

地盤が悪いと地盤改良をしなければなりません。

地盤改良で代表的なものは、柱状改良工法と鋼管杭工法です。地盤が悪い場合、土地改良をしないと安心して住むことはできません。

地盤改良については、費用が100万円以上かかることはざらにあるようです。思いもよらない費用がかさむことになります。

大昔では「地盤調査も行わずに家を建て、基礎が沈んで家が歪んで、戸が閉まらなくなった」などのことはよくありました。私の実家もそんなことになっています。

しかし今は地盤改良するのでかなりの軟弱な土地を購入しても、問題なく家が建つようになっています。

ただ先ほど説明した通り、地盤改良には多額の費用が掛かりますし、もし将来その土地を手放すとき、地盤改良するために埋め込んだ鉄パイプやコンクリートはすべて撤去する法的義務が生じます。その費用も多額になります。

地盤改良を行わなくても済む土地を選びたいものですが、なかなかそうもいかないところがありますね。

地理的に気に入った土地であれば、地盤が軟弱だからと言っていられません。ただし家を建てる時も、将来土地を手放す場合も余計な費用が掛かることを最初から頭に入れておいたほうがいいでしょう。

購入したい土地が見つかった場合、インターネットで手軽に地盤を調査する方法があります。

検討している土地の地盤を調査してみましょう。

全国の地盤調査GAIAでは全国の土地の状態を確認することができます。⇒ 全国地盤サーチ GAIA

このサイトを利用すると、ある程度の土地の様子がわかるでしょう。


分譲地全体が以前は池だった! なんてこともあります。

私が10年前に家を建てようとして土地探しをしている時の話ですが、市が分譲地として売り出していた広い一帯は、以前は池が至る所にあったようです。

また川も流れていたのですが、元々あった川を埋め立てて、新たな場所を流れるように、大きな土地変更をしたようです。

著作権の関係で掲載できませんが、大昔の航空写真を探し出し、現在の写真と比較した時に、その事実を発見したのです。

このようなことはよくあることなので、注意しなければなりません。

そのような土地は軟弱なことが多いです。周辺の道路が、通る車の重さで下がっていくので、アスファルトはひび割れてしまうこともあります。

周辺道路の状態を観察することは、土地が軟弱かどうかを見極める一つの目安にもなります。

「池、川、沼、田」など、水を連想させる名前が住所に付いている場所は土地が軟弱である可能性があると言われていますので、購入前に昔の状態を、できる限り調べておくといいでしょう。

幹線道路横の土地

幹線道路横の土地についてです。トラックが頻繁に通る道路の脇にある土地では、音が気になるかもしれません。

私が以前住んでいたマンションは、4車線の幹線道路が真横にありましたが、騒音がものすごくひどかったです。

最近の家は高気密、高断熱でトリプルサッシの家もありますから、外からの騒音はかなり軽減されます。しかし騒音に慣れていない人は、交通量の激しい道路の横は避けた方が無難です。

そして家が揺れることも、考えておくべきです。

私は幹線道路わきの、古いアパートに住んでいたこともあります。

このアパートが大型トラックが通ると揺れるのです。寝ていると地震かと思うくらいでした。これは少し気になりました。

基礎の方法や地盤なども影響すると思いますが、場合によっては幹線道路の横だと大型トラック通過時には揺れを感じるかもしれないことは、留意しておく方がいいと思います。

交通量の激しい道路わきの土地を買う場合、もう一つ気にするべきことがあります。洗濯物についてです。

近所に何かしらの粉塵や土が出るような条件があった場合、車が通過するたびに埃が舞い上がります。それが洗濯物に付着するため、外干しができなくなる場合もありそうです。

雨の日に洗濯物を軒下に干した時などは、トラックが通るたびに細かな水粒が舞い上がって、洗濯物に付着することも考えられます。

洗濯物だけではなく、トラックの通過時に舞い上がった水粒が窓ガラスにも付着して、窓がいつも汚く見えるかもしれません。

これらも私が、幹線道路横の土地の購入をためらった大きな理由のひとつです。

木の葉が落ちてくる土地

これは都会の家ではあまり関係ない話で、まわりに木の多い土地限定のことです。

裏に山があるとか、神社があって大きな木が生えているなど、屋根の高さよりも高い木が、家のすぐそばにある場合です。

木からは必ず葉が落ちます。これが屋根に落ち、雨の日に流れて屋根の排水口を詰まらせます。

自分で取り除けばいいと単純に考えがちですが、二階の屋根の排水溝を掃除するために、そこに行くことはかなり難しいです。屋根に登る方法もありませんし、登れたとしても危険です。

実家の裏に山があり、落ち葉がいつも落ちてきますので、排水口が詰まったら掃除しなければなりませんが、素人ではかなり難しいです。

土地を購入する時は、まわりの木の位置にも注意したほうがいいでしょう。

後から大型団地が建つ

土地を購入した後に、後からすぐ近くに大型団地が建つこともあります。建てた家の南側に高い団地が建ってしまったら、日当たりは著しく悪くなります。

私が以前土地の購入を検討したところは、Tハウスの分譲地でした。近くに電気メーカーの工場があり、その工場で働く社員のための、10階建ての大型寮が建つと言われていました。電気メーカーでは、すでに土地の購入まで終わっていました。

その寮が建つ場合、分譲地の南側は日が当たりにくくなることが想像できました。

私はその土地のすぐそばのアパートに住んでいましたから、寮ができる情報は得ていました。しかしよそからやってくる人には、土地の所有者(この場合はTハウス)が情報を流さない限り、そのことを知らずに購入することもあり得ます。

たまたま売主が大手ハウスメーカーだったので購入希望者には、購入前に情報を流していたようです。しかしもし個人の不動産会社ならば、そんな情報は流さなかったかもしれません。

購入してから寮が建って、昼間でも日陰になってしまうのでは、かなりがっかりしますよね。

購入予定の土地のそばに、大きな空き地があったら要注意です。

また私の実家の前には市営住宅がありました。築40年くらいの大変古くて小さな平屋の住宅が50棟くらい並んでいました。

その住宅を取り壊して、5~6階建てのマンションを作る計画があったようです。

結局は計画倒れとなって、今では市の分譲地になっています。しかし日当たりがとてもいい私の実家は、日がほとんど当たらない家になっていた可能性があります。

近くに古い団地がある場合、立て直してマンションになる可能性もあるので注意したいです。

まとめ

土地探しについてはインターネットでも注意ポイントを教えてくれますね。

そんな一般的なことを抜いて、私が土地探しをした時に経験したことをもとに、注意するポイントや考えたことを書かせていただきました。

この中で私が最も注意するべきだと思っているのは、近隣住民の様子ですね。

怖い人が住んでいるとか、隣家が猫屋敷だったとか、とにかく人の問題が一番煩わしいと思っています。

これも私の経験ですが、大型団地の少し離れた位置に売り土地が出たので、見に行きました。

昼間はいい感じに見えたのですが、夜に行ってみると、売り土地の目の前の小さな公園に、団地に住んでいると思われる、ガラの悪い少年たちがたむろして、夜中まで騒いでいました。絶対にその土地は購入したくないと思いました。

土地周りの人の様子を観察することは、とても大切です。

みなさんも土地を購入する前に、徹底的に情報を集めましょう。

多くの経験をして真剣に土地を選んだ結果、私たち家族は新居に入居してから3年になりますが、今の土地で快適に暮らすことができています。

 

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