わが家では一階に収納できる部分が少ないです。納戸もありませんし、ボックス階段ではなくオープン階段なので階段下に収納部が作れません。
洋室に押入れともう一つ小さな収納部が作れただけで、他はありません。
間取り的に収納部が少ないので、各部屋に収納できる設備を付けようと考えました。
目次 (クリックで飛べます)
設備に頼る収納方法
わが家では収納スペースは少ないですが、設備の収納力に頼ることを考えました。具体的に説明していきます。
カップボード
キッチンにあるカップボードは、大型の物を付けました。週能力はかなり高いです。
左側がカップボード下側の収納部です。たっぷり物が入ります。
また家電収納カップボードも採用しました。炊飯器と電子レンジがスマートに収納できています。
これらのおかげで調理器具以外のキッチン用品は、すべて収まるだけでなく、少し余裕があります。生活用品を入れることで、収納場所不足を補えています。
キッチン
わが家は一条工務店i-smartですが、カップボードはステップカウンターを採用しました。カウンター付きのキッチンです。
フライパンや鍋などの調理器具と、調味料類はすべてキッチンの調理側に収納できています。
わが家のステップカウンターは、キッチン側には料理に使う器具を入れますが、カウンター側(リビング側)はキッチン用品以外のものを入れています。
かなりの収納力があるので、薬や裁縫道具、工具や書類、子供のおもちゃなどが収納できています。
テレビボード
わが家は壁面収納のテレビボードを設置しました。パモウナCAというテレビボードです。この収納力はかなりのもので、衣類から道具まで、多くのものを収納しています。
これがあるからこそ、一階で使う物が、しっかり収納できているのです。壁面収納のテレビボードなしでは、わが家の収納パターンは成り立たないです。
収納が足りない場合は、壁面収納タイプのテレビボードを設置することをおすすめします。
壁面収納のテレビボードの欠点として、テレビの位置を変えることができないことがあげられることがあります。しかし多くの場合はテレビの位置を考えて間取りを決めているはずですし、コンセントやアンテナ端子の関係もありますから、テレビ位置を途中で変えることはまずないでしょう。
その他のデメリットとしては、エコカラットでテレビ裏面を装飾できないとか、壁面収納のテレビボードは存在感が大きすぎて、部屋が狭く感じるなどがあります。
また当然のことですが、大型のテレビボードになりますから、購入するのにも費用が多くかかります。
それらのデメリットをしっかり理解したうえで、壁面収納のテレビボードを選択肢に入れて家づくりをするといいと思います。
わが家ではパモウナのテレビボードを設置しています。
壁面収納のテレビボードについては、パモウナテレビボードOVを購入しました 壁面収納のテレビボードは最高ですという記事を書いています。ぜひご覧ください。
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シューズボックス
わが家ではシューズボックスは、玄関の上り口(タイル部)に設置していません。
普通ならば玄関の下画像のところにシューズボックスは設置すると思います。
しかしわが家では、玄関ホールのフロアーにシューズボックスが設置してあります。
このシューズボックスにシューズを入れて、余った部分は道具などを入れています。
このシューズボックスは大型なので、週能力は侮れません。貴重な収納スペースとなっています。シューズボックスをシューズ以外の収納設備として快適に使用するためには、玄関の上り口以外に設置することをおすすめします。
このような設置場所にする利点については、玄関にシューズボックスはないほうが快適!という記事を書いています。ぜひご覧ください。
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洗面台
洗面台(リュクスドレッサー)は一条工務店標準のW222Rというものを選びました。間取り上、最も高い収納力を誇るW333が選べなかったのですが、それでも収納はたくさん付いています。洗面所で使うもの以外の物も収納できています。
チェスト
洗面所には、小さなチェストを置いてあります。これに衣類を入れています。
一階で物を入れるために置いてあるものは、洗面所のチェストだけです。
ちょうど置けるスペースがあった上に、衣類の仮置きにも使えるので、とても便利です。
使っていないスペースがあれば、小型のチェストを置くだけで、物をたくさん収納できるようになります。
トイレ
トイレには一条工務店オプションの手洗いカウンターを付けました。
トイレの用品はここにすべて入ります。
トイレットペーパーを買いだめしても、すべてここに入ります。
すべてのトイレ用品は、全部トイレの中に収納することが私の理想でした。収納力の高いカウンターを付けることで、わが家ではそれが完璧にできていますし、余裕があるのでトイレ用品以外の物も入れられます。
トイレの収納設備に、物がたくさん入るように考えておくと快適ですよ。
以上、わが家の設備でできる収納を紹介しました。収納を考えた設備選びをすると、置き場所に困る物が少なくなります。
以下、わが家の収納部の紹介です。
わが家の収納部紹介
1階には収納部があまりありませんが、快適に使えるように少し工夫してあります。
本題とは少し離れますが、収納設備以外の、わが家の収納部の紹介もしておきます。
洋室
洋室には押入れが付けてあります。
布団が入るように一マスの奥行きで、押入れを付けました。誰かが泊まりに来たときはこの部屋で寝ることもできるし、布団もすぐに出すことができます。部屋の大きさと押入れの大きさから考えて、4人分の布団なら十分対応できます。
洋室には押入れともう一つ、収納を付けてあります。
ここに掃除機を入れる予定でした。充電式の掃除機を使うことも考えて、コンセントを付けました。
今使っている掃除機は立てて置くタイプですが、高さは1,000mmくらいあるので普通の高さの棚があると邪魔になります。
そのため手前500mm程は棚がなく、奥に320mm棚が付くタイプの収納を選択しました。一条工務店の番号ではD3030になります。
このような収納はどこのハウスメーカーにもあるでしょう。掃除機を収納できるように考えておくといいですよ。
土間収納
図面ではシューズクロークとされている土間収納です。基本時には家の外で使う物と、道具や機械を入れています。
この土間収納には、壁が二ヵ所せり出しています。
これは棚を付けるためです。
入り口には開き戸があるので、棚を付けられません。そのため棚を取り付けられる壁を付けています。
棚も追加していますから、効率的に収納ができています。
工具の入ったボックスや小型のボール盤、ロードバイクも収納しています。
わが家では物置がありませんから、室外で使う物はすべてここに入れています。そのためいつも一杯になっていますから、室内で使う物を入れる余裕がありません。
まとめ
わが家の一階には収納部がとても少なく、洋室に少しあるだけです。
しかしあまり困ることなく物が収納できているのは、設備に物がたくさん収納できるからです。
壁面収納のテレビボードだけでなく、シューズボックスやキッチンにもたくさんの物を収納できるように考えたことで、一階で使う物はきれいに整理できています。
収納部が足りない間取りの場合は、物がたくさん収納できる設備を選んで付けてみることもいいのではないでしょうか?