子育て

危険なことを止めずに育てる子育て 個性を伸ばす育児を考える

子供の欠点は早めに正してあげたい気持ちは、どの親御さんでも持つものでしょう。しかしその欠点も、場合によっては正さないで容認することも必要だと思うようになりました。

わが子は大きな欠点があります。安全確認がいつもおろそかなのです。

足元を見ないで走り回り、何かに躓いて転倒することなどしょっちゅうです。

わが子の転倒回数はすさまじく、歩き始めたら歩くのが安定するまでには、一日100回以上転倒していました。

元気に走り回るようになった2歳9ヶ月になっても、毎日10回は転倒しています。

バランス感覚は驚異的に優れているわが子なのに、転倒回数が著しく多い理由は、安全に対する意識が希薄だからです。

前を見ずに走る、足元を見ないで走る、コントロールできないスピードで走るなど、転倒して当たり前の行動がいくつになっても止まりません。

このような欠点について、私たち夫婦は正さずに見守ることにしています。

転倒回数が多すぎるわが子

わが子ほど転倒回数が多い幼児を、まず見つけることはできないと思っています。転倒回数は2歳10ヶ月までに1万回を超えているのではないでしょうか?

0歳11ヶ月で歩き始めたので、歩いている期間は1年と11ヶ月になります。1日10回転倒しても4350回、毎日20回転倒すれば9,000回近くになります。

3歳近くになると転倒回数もやや減っていますが、それでも1日10回は転倒しています。歩行が少し安定した1歳3ヶ月くらいから2歳まででも、最低毎日20回くらいは転倒しています。

転倒回数があまりにも多いことを考えた場合、多くの方が「障害を持っているのでは?」と考えるのではないでしょうか?

思ったように体を動かせないとか、バランス感覚が極端に悪いのではないかと思う人もいると思います。

しかしわが子のバランス感覚は、父親である私が言うのもなんですが、結構優れていると思います。1歳9ヶ月でストライダーを乗り回す動画をご覧ください。

運動神経も悪くないです。

2歳で走り幅跳びしますし、立ち幅跳びは2歳半で70cm以上飛びます。2歳7ヶ月で自転車に乗れるようになりました。

それなりに高い運動能力を持っているのに、わが子は転倒回数がすさまじいのです。これはわが子が転倒に対して、まったく注意する気持ちがないからです。

注意力不足のわが子

わが子は注意力不足なのです。転倒に関してだけは、気を使うことがありません。転ぶことを気にしていないのです。

家の中で超高速で走り回ることは日常茶飯事です。気分が高揚したら、家の中を全力で走り続けます。体のコントロールができないくらいの動きをして転倒し、やっと走り回るのが終わります。

わが子は注意力不足ですが、ものすごく用心深い反面もあります。自分が危険だと思うことに関しては、同年代の子がやっていてもやろうとしないこともたまにあります。危険察知能力が低いわけではありません。転倒に関してのみ、気を付けることをしないのです。

この理由は、どんな転倒の仕方をしても、手を突いて頭や顔を守れると思っているからのようです。事実わが子は、転倒して顔や頭を床や地面にぶつけて怪我をすることは、ほとんどありません。

たくさんの転倒をしているから、転倒に対応する能力が磨かれていくのです。つまり転倒することは、能力向上につながっていると考えています。

転ばないように教えることが正しいのか?

わが子みたいにいつも転ぶ要素を作りながら走っている子供であれば、おそらくほとんどの人は、「危ないから走るのを止めて!」と言って走るのを止めると思います。

でも私たち夫婦は、子供がやりたいことはほとんど止めていません。

その他にも危ないことをしょっちゅうしていますが、基本的には注意深く見守ることで留めており、止めることはありません。

子供の行動を制する場合は、以下状況の時です。

  • 他人に迷惑をかけることになる場合
  • 行儀が良くない場合
  • ひどいけがをする確率が高い場合
  • 物を破壊する場合

私たち夫婦にとって、少々の転倒は気にしないことにしています。

少し怖いと思っているのは、バランスバイクであるストライダーや自転車に乗っても、転倒を恐れずに走り回ることです。前を見ずに走るとか、わざとハンドルを細かく切ってスリルを楽しむなどの行為をします。その結果、大転倒することもしばしばです。

しかしいかなる場合もわが子はしっかりと手を突いて、顔を守っています。いつも転倒を繰り返しているので、転倒に対する対応能力がものすごく上がっているのです。だからこそ私たち夫婦は、わが子の自由にさせています。

家の中での遊び

私たち夫婦の子育てて特殊なことは、家の中でバランスバイク(ストライダー)に乗らせていることです。

これも子供にとってはかなり危険ですし、ストライダーを家具にぶつけることで、家具を壊してしまう恐れもあります。それでも私たち夫婦は、わが子には自由に家の中でストライダーに乗らせています。

家の外でストライダーに乗れない時に、家の中でストライダーに乗らせたら、とても楽しそうに乗り回したのを見て、家の中でも乗れる環境を作ったのです。

わが子が家の中で遊び回れるように、テーブルなどをすべて片付けました。その結果わが子は、毎日ストライダーを家の中で乗り回しています。

まだストライダーに慣れていない時には、壁の近くで転倒すれば、頭を壁にぶつける可能性があります。

ハンドルを家具にぶつけたら、ひどい転倒につながります。怪我をする要因が一気に増えることになります。

それでもわが子には、自由に家の中でストライダーに乗らせました。

これはわが子の楽しむことを、止めずにやらせてあげたいという思いからです。その効果は絶大でした。

危険なことを止めないメリット

様々な危険なことを、わが子にはさせています。もし私たち夫婦がわが子に対して、危険なことを止めていたら、今のわが子はないと思っています。

他のお母さんがわが子の親になった場合、毎日飛び回って遊んで大転倒しているわが子を見て、1日100回は「危ないからやめて」と怒るのではないかと思っています。わが子が危険なことをしても止めないことの効果は、以下です。

バランス感覚が身に付く

足元を見ないで走る場合、物に足を取られてバランスを崩すことがあります。これを立て直す能力が身に付きます。

歩き始めからこのようなことをさせていたので、わが子のバランス感覚は良くなったのだと考えています。

反射神経が身に付く

わが子はどのような転倒時も、絶対に手を突いて体を守ることができています。反射神経が向上していることが見て取れます。

瞬間的に体をひねって手を突くなど、転倒を繰り返さなければ身に付かない動きも簡単にできるようになります。

体を守る能力が向上する

転倒した時、手を突いて体を守ります。ストライダーや自転車で転倒する場合は、またがった状態で転ぶため体を倒れる方に捻りにくいです。そのため手を突くにも複雑な能力が必要になります。

おそらくですが、2歳の子供がわが子のように、二輪車にまたがって強烈な転倒をした場合、真横に倒れて腕をすりむいたり、打撲したりすると思います。しかしわが子は、器用に体をひねって両手を突いて地面に激突するのを防ぎます。

このような動きを習得できると、もう転倒を恐れることがまったくありません。

いつも転倒していると、少々の痛みでは泣かなくなります。転倒する時は、怖くて体が硬直して思うように手を突けないこともあるのかもしれませんが、わが子はどんな転倒の仕方をしても平気です。

危ないことをさせている効果が、こんな時にも生きていると実感しています。

親との絆が深くなる

ほんの少し子供が危険なことをすると、「危ない」と止める人は多いと思います。その場合は子供のしたいことを制御していることになります。やりたいことをさせてもらえないのですから、親に対して不満を持つことになります。

そういえば私たち夫婦は、わが子に対して「危ないから止めて」ということはほとんどありません。というか、記憶にありません。「危ないから気を付けてね」ということはありますが、危険行為を制することはありません。転がり落ちそうなところによじ登った場合でもその行為を止めずに、万が一落ちてきても、しっかり受け止められるようにフォローしています。

このような付き合いができているので、わが子の親を信じる気持ちはとても強いのです。この絆の強さは、親が子供にお願いをした場合、聞き入れてくれることがとても多いことにも繋がっています。

子供が危ないことをしても安直に止めず、怪我をしないよう親がフォローしながら子供の自由にさせることは、私はとても大切だと思っています。

まとめ

今回は危険なことをしてもなるべく止めず、個性を殺さずに育てるメリットを紹介しました。個性を生かすことは、それ以外にもたくさんあります。

例えば絵を描くのですが、2歳8ヶ月のわが子が恐竜の絵を描きしました。足が10本もあります。

これを「足が10本もあったらおかしい。4本にしなさい」などとは絶対に言いません。また絵を描いたときに、その絵がひどい物であっても笑うことは絶対にありません。

悪気はなかったのでしょうが、祖母がわが子が描いた絵を笑ったことがあったようです。それから2ヶ月もの間、わが子は祖母を敬遠して、「おばあさんは嫌い」と言い切っていました。子供に対して嘲笑は厳禁です。

何でもできる限りでのびのびとさせることは、いつも楽しい気持ちになることで、積極性も生むでしょう。

皆さんもお子さんに合った付き合い方を考えてみるといいと思います。

 

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