わが家の子育て

食べ物の好き嫌いがない2歳のわが子  幼児の味覚変化と食べさせ方の工夫

2歳時点でわが子は、食べ物の好き嫌いがありません。

離乳食を食べされるようになった生後6ヶ月の頃から1歳7ヶ月くらいまでは、ほとんどの物を嫌がらずに平気で食べていました。

1歳8月になると、少し嫌がる食べ物も出てきました。これから好き嫌いも激しくなるかもしれませんが、2歳の時点ではまだわが子はひどい好き嫌いがありません。同月齢の子よりも、好き嫌いはかなり少ないと思います。

幼児の味覚の変化と、あまり好き嫌いがないように育ててこられた理由を紹介します。

幼児の味覚の変化

幼児の味覚の鋭さは、生まれたばかりがピークだそうです。それから少しずつ減退していき、生後6ヶ月で最も味覚が鈍感になるそうです。

わが家では離乳食には、できる限りたくさんの食材を使うようにしていました。

その後歯が生えて普通に食事がとれるようになってからは、嫌いな食べ物は皆無な時期が続きました。

しかし1歳8ヶ月になると、今まで気にせずに食べていた物を、少し嫌がるようになりました。ピーマンなどは1歳半くらいまでは、最も好んで食べていた食材でしたが、それをあまり好まなくなったのです。

幼児は1歳半くらいから味覚がまた発達してくるんだそうです。そのため今まではあまり苦いと思わなかった物も、苦いとしっかり認識できるようになったようです。

つまり1歳半を過ぎると、今まで食べられた物が食べられなくなることもあるのです。

それでもわが子は、あまりおいしいと思っていない物も、頑張って食べてくれています。これは食べさせ方の工夫によるものだと私は感じています。

わが子になるべく多くの物を食べてもらえるように、わが子に食べさせ方を工夫している実例を挙げていきます。

味覚が発達していない時期にたくさんのものを食べさせる

離乳食の初期から、わが子にはたくさんの種類の食材を食べさせていました。野菜類はほとんどすべてわが子には与えました。

味覚が発達していない時は、まずいと感じることも少ないのです。例えばゴーヤの苦さがあまり感じないうちに食べさせ、味覚が発達していく間にも、ずっと食べさせ続けます。

途中で少しずつ苦さを感じていくようになりますが、少し前まで平気で食べていた物なので、苦いと感じるようになっても今までの流れで食べてくれるのです。

生後6ヶ月から1歳半くらいの間は、味覚が鈍感になっているので、なんでも食べさせる絶好の機会です。この時期にたくさんのものを食べさせることで、好き嫌いをなくすことができます。


ただし味覚が鈍感になっている時期でも、好き嫌いがある子はいます。

何も考えずにたくさんの物を与えていたら、わが子でも食べなくなってしまったものが出ていたでしょう。

これから紹介する工夫をしたことで、わが子の好き嫌いもなくなったのです。

薄味にする

離乳食が始まってから2歳までに、わが子には濃い味付けの料理を出したことがありません。

辛いもの、甘いものは、まったく食べさせていません。甘いジュースも飲ませていませんし、チーズも子供用の辛くない物を食べさせています。

濃い味の物は刺激的で、幼児でもおいしいと考えるでしょう。甘すぎるもの、辛すぎる物を食べていると、舌がそれに慣れてしまい、普通の味では物足りなくなると言われます。

それを考えて、わが子には濃い味の物を食べさせていません。

家族の誕生日の時のケーキも食べたがりますが、甘くないところしか食べさせません。ケーキはいつも妻の自作ですから、甘さ控えめのものです。

お菓子は幼児用の薄い味付けのお菓子しか食べさせないように注意しています。味噌汁やスープなども辛すぎる物はなるべく飲ませないようにしています。

まずいものを続けて食べさせない

離乳食初期には、まずいものを続けて食べさせないようにしました。

たまたまとても酸っぱいマンゴーを与えたことがありました。するとそれからしばらくは、どんな果物を与えても、口に入れた時に顔中で酸っぱいという表情をみせて、吐き出すようになってしまいました。

この状態でさらに酸っぱいものを食べさせたら、果物全般が嫌いになってしまいそうだったので、それからしばらくの間は、先に味見しておいしいものだけを与え続けました。

特に離乳食初期には、まずいものを続けて何度も与え続けると、それが嫌いになってしまうかもしれません。これはちょっと注意したいところです。

親が見本を見せる

あまりおいしくないと思われるものは、親が見本を見せました。

親が食べている物は、自分も親と同じものを食べたいという意識が生まれることで、まずい物も食べさせられます。

わが子は1歳半には、親が食べていれば自分も食べるという意識が強く現れました。この時に苦いゴーヤを親が食べながら与えてみました。するとわが子は、まずそうな顔をしましたが、食べてくれたのです。

納豆を食べさせたときは、嫌がるようなそぶりも少し見せましたが、父親である私が食べると、私の納豆と自分のお皿の納豆を指さし、「同じ」と言いながら、喜んで無理にでも食べてくれました。それを毎日続けていたら、朝納豆を食べるのが当たり前になっていました。

ただ与えるだけでなく、親が一緒に食べることで、子供も食べる気を持ってくれます。

食べた時は大きく褒める

おいしくないと思っている物を無理して食べるようになったら、大げさに褒めましょう。褒められることがうれしくて、その後も無理して食べてくれます。これはとても重要です。

妻だけではなかなか成功しないこともありますが、私も一緒になって二人で褒めると、わが子の場合は効果てきめんでした。

まずいものを無理して食べさせない

ゴーヤ、これを始めて食べて、おいしいはずがありません。苦すぎます。それでもわが子は、ゴーヤを食べてくれます。

親が先に食べ、親と同じものを食べたいという意識を持ったところで食べさせました。

しかし注意しなければならないことがあります。ある時わが子にゴーヤを10切れ用意しました。7切れまでは比較的容易に口を開けてくれたのですが、8切れ目にはかなり口を開けるのが遅れました。おそらくまずくて、食べるのを我慢ならなくなったのでしょう。

そこで最後の3切れは、子供に与えずに残しました。ここで無理に食べさせると、ゴーヤが嫌いになってしまうかもしれないと考えたからです。

無理に食べさせて嫌いになってしまってはいけません。様子をしっかり確認し、無理をしている様子が見えたら、それ以上進めないことも重要です。

胎児の時に母親がたくさんの物を食べる

妊娠中に考えておくことで、これは子供が生まれてからではできないことですが、最後に紹介しておきます。

妊娠した母親が、たくさんの物を食べると、生まれてきた子供の好き嫌いがなくなるという説があります。

これは納得できるものです。

わが子の母親である妻は、妊娠期間中にたくさんの物を食べました。胎児にいいものを次々に食べていました。

ちなみに妻は、つわりがとてもひどかったです。妊娠期間中に、吐き戻しをしなかった日はなかったのです。妊娠16週ごろからつわりも軽くなると言われていますが、妻は出産までずっとひどいつわりが続いていました。

その状態で、食べたい物よりも胎児にいい物を食べ続けることは、大変だったことでしょう。しかし妻は、少しでも自分が頑張ることで元気な子供が生まれてくると信じていたので、無理して体にいい物を食べていました。

濃い味付けをせず、野菜をたくさん食べていました。たくさんの野菜を入れた炒め物を作り、気持ちが悪いのに無理して食べ終えた瞬間、吐き戻してしまった時は「せっかく無理して作って無理して食べたのに」と言って怒っていました。

そんなことがあっても、負けずに頑張っていたのです。

私も妻のためにバランスの良い食材を買い、料理を作って食べさせました。

わが子に好き嫌いがないのは、妻が妊娠中に努力できたことも大きいと思っています。

薄味のものを食べさせるとかわいそう?

薄味のものを食べさせると、好き嫌いがなくなると私は考えていますし、体にもいいです。甘いものを抑えると、虫歯にもなりにくいなど、メリットもたくさんあります。いいことばかりのように思えますが、気になる意見もあります。

  • おいしい物を子供に食べさせないなんて、かわいそう。
  • 甘いものを幼児のうちに制限すると、もっと大きくなってから甘いものを知った時、おいしさにびっくりして病みつきになり、甘い物ばかり食べるようになる。だから幼児期に甘いものを制限するのは逆効果になる。

確かにそのような心配があるかもしれません。

しかし幼児期に子供を太らせると、大人になってから太りやすい体質になると言われています。私はわが子には、少しでも肥満にならないようにしてあげたいのです。

幼児はわがままの塊です。おいしい物ばかり食べていると、まずい物に見向きもしなくなるでしょう。野菜などを食べなくなる恐れがあります。

その結果、必要な栄養素を食事で摂れなくなります。これがとても私は気になります。大切な成長期に、バランスの良い食事ができないのは、子供のためにならないのです。

それを考え私たち夫婦は、2歳になったばかりのわが子に、薄味の食事を食べさせることを、まだしばらくは続けていく予定です。

私たちも子供が濃い味のおいしい物を食べて、とびっきりの笑顔を見せてくれたらうれしいです。でもそれは、わが子のためにもうしばらく我慢します。

4歳以上になると、食べ物の好き嫌いが増えていくと言われています。わが子がその時にも好き嫌いのない子であってほしいので、これからも一生懸命好き嫌いが出ない方法を考えて、頑張っていくつもりです。

-わが家の子育て

Copyright© ゆとらいむ 子育てと暮らしweb , 2021 All Rights Reserved.