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i-smart検討ポイント

窓、バルコニー、オープンステア ガラスが透明かカスミか迷う場所の判断

家を建てられた方は、窓ガラス、特に二階の窓ガラスは、透明ガラスにするのか、カスミガラスにするのか迷いませんでしたか?

またわが家は一条工務店のi-smartで、オープンステアを付けました。オープンステアサイドのガラスも同様に迷いましたし、バルコニーのガラスも迷いました。

私はこれらのガラスをすべてカスミガラスを選択しましたが、その理由をまとめました。

二階のFIX窓ガラスは透明かカスミか

二階のFIX窓のガラス(ハメ殺しの窓のガラス)をどうして透明ガラスにするか、カスミガラスにするか迷ったのでしょうか。

私のお邪魔している住宅展示場にある一条工務店i-smartには、オープンステアのある吹き抜けに大きな窓があり、その透明なガラスから外が見えました。それがとても爽快だったのです。それを見るたびに、吹き抜けには大きな窓を付け、透明なガラスを入れたかったのですね。

しかしオープンステア吹き抜けにつけた窓はFIX窓で、開けることはできません。二階の吹き抜けで開けることもできない場合、窓を掃除することが非常に困難になります。開けられる窓でも掃除は非常に困難なのですが、開けられなければ外側の掃除はとても大変です。

一般的には、二階に付けたFIX窓は、外側を掃除することはないようです。

掃除をしないとなると、せっかくの透明ガラスなのに汚れが付いてしまい、とてもみずぼらしく見えてしまいます。

透明ガラスにしておき、後から半透明のフィルムを貼るのは、幅が1,800mmもある窓では、大きすぎて難しいです。そんな巨大なフィルムは、なかなか売っていないですし、貼り付けるのにも大変な技術がいります。フィルムを貼ることはまず無理だと判断しました。

ハウスメーカーにも、透明ガラスにしないほうがいいと言われていました。二階の窓を室外から掃除できるか、インターネットで情報を集めてみましたが、できると確信できるものはありませんでした。

以上の理由で、我が家の吹き抜け窓は、カスミガラスにしました。しかし、外側の掃除さえできたら、透明なガラスを入れたかったという思いは、入居するまで消えませんでした。

ガラスの選択に迷った窓

一条工務店のi-smartで透明ガラスかカスミガラスか迷ったところは、二階のFIX窓です。FIX窓とは、はめ殺し窓とも呼ばれる、開けることのできない窓のことです。

我が家で迷ったのは、以下の場所です。

オープンステア横の大型窓

オープンステア正面の3連FIX窓

以上の二ヶ所の窓は、透明なガラスにするかカスミガラスにするか、なかなか決めきれませんでした。

窓ガラスをカスミガラスにした場合の検証

本当に外の汚れを除去できないか

入渠後、台風で窓がひどく汚れたため、高圧洗浄機を購入しました。そして窓の掃除をしてみました。

入居前は二階の窓を掃除するのは不可能だと思っていましたが、高圧洗浄機と梯子があれば、二階の窓の掃除は可能でした。

以下のリンク先に、二階の窓の洗浄についての記事があります。興味がある方はご覧ください。

>> ケルヒャーで汚れた窓を簡単に掃除

コンパクトになる折り畳みハシゴも発売されています。

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ガラスの外側の掃除ができないと考え、吹き抜けのFIX窓はカスミガラスにしました。しかし掃除ができることがわかっても、透明ガラスにすればよかったと後悔はしていません。

透明ガラスにすべきか?

一条工務店のi-smartの間取り打ち合わせの時は、掃除ができないことのみの理由でカスミガラスを選びました。しかし入居後には、それ以外にもカスミガラスにすべき理由が見つかりました。

一条工務店i-smartの窓には、浴室以外のすべての窓にハニカムシェードが付けられます。これを下ろしておくと窓の断熱性能を上げられます。

夏は暑いので断熱性能を上げるため、ずっとハニカムシェードを下げたままにしてあります。冬には寒さ対策として、同じくハニカムシェードは下ろしっぱなしです。開けるべき時は、春と秋のほんの少しの期間しかありません。

ハニカムシェードが下がっていたら、窓ガラスはまったく見えません。つまりカスミガラスでも透明ガラスでも関係ないのです。光熱費を節約したいと考える我が家では、吹き抜けの窓のハニカムシェード上げることはほとんどないのです。そうなると、カスミガラスにしたことはほとんどマイナスになりません。

このように、新居で生活すればするほど、汚れが目立たないカスミガラスにすることがベストだと考えるようになりました。

以上のような理由から、我が家ではオープンステアのFIX窓はカスミガラスで正解だったと思っています。

 

オープンステアとバルコニーのガラスは透明かカスミか?

一条工務店i-smartにはオープンステアを付けました。また玄関上にはバルコニーがあります。

このふたつの設備には、ガラスが付けられます。ガラスは透明なガラスと不透明なカスミガラスが選べます。どちらを選ぶか悩まれた方もいると思います。

我が家では、この二ヶ所のガラスを、カスミガラスにしました。この選択が正しかったのか、入居後の感想も交えて説明します。

透明ガラスが付けたかった

一条工務店との受け合わせ当初は、オープンステアもバルコニーも、透明ガラスを選ぶつもりでした。透明だと開放感が出てとてもいい感じになると思っていたからです。

オープンステアのガラスをカスミガラスにしてしまったら、せっかくの開放感を台無しにしている気がしました。オープンステアを採用すると決めた時から、ガラスは絶対に透明にしたいと思っていたのです。

しかし様々な角度から慎重に考慮すると、透明ガラスはデメリットがあることがわかりました。

透明ガラスにした場合のデメリット

オープンステアのガラスについて

オープンステアの手すり下を透明ガラスにすると、以下の問題があります。

  • 下が見えすぎて子供が小さなうちは怖がる可能性がある
  • スカートの女性は気を使う
  • 透明ガラスは汚れが目立つので、いつも拭き掃除が必要になる

バルコニーのガラスについて

バルコニーのガラスを透明ガラスにすると、以下の問題があります。

  • 汚れがとても目立つ
  • バルコニーの中が外から丸見えになる

カスミガラスを選択した理由

オープンステアのガラスですが、デメリットを重視して透明ガラスにしませんでした。いつも汚れを気にすることは嫌だったことはもちろんのこと、女性のスカートについての問題は、無視することのできない問題です。

オープンステアのガラスを透明にしたいという、私の気持ちだけを優先することはできません。

バルコニーのガラスですが、カタログにはバルコニーに透明ガラスを使った写真が掲載されており、それがとてもいい感じに見えていたことが、透明ガラスを採用したい大きな理由でした。

しかし我が家のバルコニーはこれほど広くありません。広ければそこに滞在する時間も長くなり、開放感のある透明ガラス方がいいと思えるかもしれません。しかし玄関上のバルコニーは狭く、そこに長く滞在することはありません。狭いので座り込むことはないので、透明ガラスにしても開放感を感じるようなことはないでしょう。

そう考えると、透明ガラスにする理由はありません。汚れの目立たないカスミガラスのほうがベストだという考えに行き着きました。

透明ガラスをカスミガラスに

実は簡単に透明ガラスをあきらめたわけではなく、透明ガラスにしておいて、必要に応じて透明ガラスをカスミガラスにすることを最初は考えていました。

透明なガラスを半透明にするためのフィルムが売られています。半透明にするフィルムを貼れば、透明ガラスをカスミガラスにすることができます。

しかしオープンステアにフィルムを貼った場合を考えてみると、問題がありました。フィルムはガラス(アクリル)よりも硬度が低く傷が付きやすいです。ちょっと物が当たっただけで剥がれる可能性もあります。毎日通る階段ですから、手や物がガラスに当たることは多いでしょう。フィルムを貼った時、少しでも気泡が入るととてもみずぼらしく見えるでしょうし。

同様に、バルコニーのガラスにフィルムを貼った場合も、問題があります。バルコニーは外側にフィルムを貼れば、触れることはほとんどのないので、傷が付くことは考えなくてもいいのかもかもしれません。しかし紫外線にされられ続けることになります。するとフィルムは早く劣化してしまいます。劣化して変色やひびなどが入った場合、剥がすのにも苦労するかもしれません。

以上の理由で、オープンステアもバルコニーも、最初は透明ガラスしておいて、後から必要に応じてフィルムを貼り、カスミガラスにするということは止め、最初からカスミガラスにしておくことにしました。

入居してからの感想

私は入居後、「やっぱりオープンステアのガラスは透明にしておけば良かったな」と思ったことは一度もありません。バルコニーも同様です。そもそも透明にするかカスミにするか悩んでいたことすら忘れていました。つまり、現状のカスミガラスで不満はないということです。

カスミガラスにすると汚れが目立たないことが一番のポイントですね。オープンステアもバルコニーのガラスも、入居して5ヶ月間、ほとんど拭き掃除をしていませんが、汚れは一切気になりません。

特にバルコニーは、カスミガラスにするとメリットがあります。

室内のカーテンやハニカムシェードを開けっぱなしにしても、外からの視線が気になりにくいというものです。バルコニーのガラスをカスミガラスにすると、下1,250cmの視界が遮られます。下から部屋を見上げても、中の様子が見えにくいのです。

逆にカーテンやハニカムシェードを開けた時、外の様子が見えにくいというデメリットもあります。

しかしそれはほとんど気になりません。窓を開けて外の様子を観察する頻度は、決して多くないからです。外から見えにくいというメリットの方が、デメリットをはるかに上回ります。

以上の理由で、我が家では二つの場所のガラスをカスミガラスにして後悔はありません。しかしこのガラスの選択は、人それぞれ好みが違いますから、慎重に判断されることをお奨めします。

ちなみに一条工務店の方に話を聞いてみると、バルコニーもオープンステアも、ほとんどの方がカスミガラスにするそうです。 

まとめ

わが家では二階のFIX窓のガラスと、オープンステアやバルコニーのガラスまで、すべてカスミガラスにして満足しています。

それでも二階の窓を透明ガラスにして、解放感を味わうことが捨てがたいと考えている人のために、透明ガラスにできる条件をまとめました。

  1. 二階のFIX窓を掃除するには、二階の窓まで登ることが必要。それを可能にできるコンパクトな伸縮式梯子がある。
  2. 伸縮梯子と高圧洗浄機があれば、二階の窓は掃除できる。
  3. 吹き抜けの窓(室内側)を掃除するつもりなら、梯子を掛けるスペースがあるか確認する。ハシゴが掛けられれば、内側の窓も掃除できる。

以上のことを考えたら、二階の窓もカスミガラスではなく透明ガラスにしてもいいかもしれません。ただしその場合は、二階の窓の高さまで掛けた梯子を登る必要があります。それができる身の軽さも必要です。

上記に挙げたことをすべてクリアでき、光熱費を気にしないのなら、透明ガラスにしてハニカムシェードを開け、開放感を味わうことはお勧めです。 

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